2023年 4月19日 明治神宮球場
チーム 123 456 789 =RHE
中 大 100 000 100 =260
駒 大 200 000 20× =451
[中]西舘、岩城ー綱川
[駒]松村、エーアン、東田ー薩美
[本]櫻井(1回ソロ)
◆スタメン◆
1[三]繁永 晟(商2=大阪桐蔭)
2[二]中前 祐也(法4=浦和学院)
3[左]櫻井 亨佑(商3=習志野)
4[右]髙橋 隆慶(文4=明秀日立)
5[中]皆川 岳飛(経2=前橋育英)
6[一]石井 巧(文4=作新学院)
7[指]伊藤 櫂人(文1=大阪桐蔭)
8[捕]綱川真之佑(経2=健大高崎)
9[遊]山本 聖(文3=鹿屋中央)
P 西舘 勇陽(法4=花巻東)
亜大戦を2勝1敗と勝ち点を獲得し勢いそのままに勝利したい中大であったが、迎えた駒大初戦、駒大のエーアンを打ち崩すことができず終始相手に流れを握られ悔しい敗戦となった。
初回なんとしてでも塁に出て先制点をもぎ取りたい中大であったが、繁永、中前と倒れ2死となり迎えた櫻井。フルカウントとなり、甘く入った球を捉え打球はセンターへ。大学公式戦初アーチを放った。
▲大学公式戦初本塁打を放った櫻井
櫻井のホームランで先制し、その裏の守りで流れに乗りたい先発の西舘であったが2死へと追い込んだあと、四球も絡みながら2死一、二塁のピンチを背負う。迎えた神宮(駒大)にフルカウントから左中間を割る適時二塁打を浴び、あっさりと逆転されてしまう。
▲先発の西舘、7回7奪三振と力投した
すぐに追いつきたい中大であったが駒大のエーアンを前に打ち崩すことができず6回まで0行進となる。
流れが変わったのは7回。先頭の繁永が中安打で出塁すると続く中前はバントを成功させ、3番の櫻井は死球で出塁。1死一、二塁と絶好のチャンスが髙橋に回ってくる。髙橋はライトへ犠牲フライを放ちランナーを進めたところ、相手の中継ミスにより繁永がホームに生還。同点となる1点をもぎ取る。
▲ホームに生還しベンチで喜ぶ繁永
いい流れが中大に来たと思われたが、またしても裏の守りで西舘は2死へと追い込んだあと、薩美(駒大)に適時三塁打を浴び2点を失う。
その後8回からは岩城(颯空・経2=富山商業)が登板し、ランナーを背負いながらも後続を打ち切り、攻撃へと望みをつなげる。
▲ランナーを背負うも無失点と好投した岩城
9回表、繁永、中前が連続四球で出塁し無死一、二塁と逆転のチャンスが回ってくるも、続く櫻井、髙橋、皆川と倒れ試合終了。
試合後、清水監督は「思いもよらないところでホームランが出たが、他では打線が繋がらす西舘のピッチングが苦しくなってしまった」と語り、西舘は「2回ともランナーがいるなかで甘いコースに行ってしまった。次に向けて改善していきたい」と次戦への闘志をのぞかせた。
対する大倉監督(駒大)は「いいピッチャーなのはわかっていたのでとにかく粘っこくということを2週間前から準備していました」と語り、試合を決める適時三塁打を放った薩美(駒大)は「変化球は空振りでも大丈夫ぐらいの気持ちで思い切って真っ直ぐだけを狙っていきました」と西舘に対する攻め方を話した。
リーグ優勝へ向け、なんとしても次戦で勝利を掴み、勝ち点獲得への望みを繋げにいく。
◆試合結果◆
●中大2 - 4駒大○
◆お知らせ◆
次戦は4月25日(火曜日)に明治神宮球場で行われる対駒大2回戦です。
(記事:高梨晃世、写真:髙梨晃世、中島遥)
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