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2試合連続完封負け 勝ち点獲得ならずー東都大学野球秋季リーグ戦 対日大3回戦

2023年10月13日 明治神宮球場

チーム 123 456 789 =RHE
日 大 000 001 000 =143
中 大 000 000 000 =030

[日]市川、山内翔、坂尾ー友田
[中]西舘ー野呂田
[本]なし

◆スタメン◆

1[指]近藤 尚矢(商4=札幌光星)
2[遊]石井  巧(文4=作新学院)
3[中]皆川 岳飛(経2=前橋育英)
4[左]櫻井 亨佑(商3=習志野)
5[三]伊藤 櫂人(文1=大阪桐蔭)
6[一]中前 祐也(法4=浦和学院)
7[右]髙橋 隆慶(文4=明秀日立)
8[捕]野呂田 漸(文2=秋田中央)
9[二]山本  聖(文3=鹿屋中央)
P   西舘 勇陽(法4=花巻東)

昨日の試合で日大投手陣に完封負けを喫し、1勝1敗の成績で迎えた対日大3回戦。打順を昨日から大きく変更し、近藤を1番に据えるなどして試合に臨むも数少ない好機を活かせず、2試合連続の完封負けを喫した。


▲今季初スタメンの近藤

中大の先発は中1日で登板の西舘。打たせてとるピッチングで凡打の山を築き、スコアボードに0を並べる。

一方打線は先発市川(日大)に5回までヒット1本に抑え込まれ、両者譲らない緊迫した展開が続く。

試合が動いたのは6回表。西舘はヒットと四死球で1死満塁のピンチを背負い、打席には4番で主将の友田(日大)。初球のカットボールを弾き返された当たりは三遊間を割り、1点を先制される。この一球について西舘は「押し出しが一番だめだったので、ゾーンの中で空振りを狙いにいった。少し内に入ってしまった」と振り返った。

その裏同点に追いつきたい中大は先頭の野呂田の左二塁打でチャンスメイクする。犠打、四死球で2死満塁のチャンスを迎え、打席には4番櫻井。山内(日大)から痛烈な当たりを放つも、ショート正面のゴロに倒れ、得点を奪うことができず。

▲先制された直後、左二塁打を放つ野呂田

最終回、西舘は最後の攻撃につなげるべく、「狙って取った」と三者連続三振で味方の援護を待つ。西舘の好投に応えたい打線は石井の左安打で出塁し、代走戸澤を投入する。続く皆川のセカンドへのゴロで、戸澤の俊足が相手の送球ミスを誘い、無死一、二塁のビックチャンスを迎える。しかし坂尾(日大)のコントロールの良さに苦戦し、得点奪えず2試合連続の完封負けとなった。

▲捕手野呂田と積極的にコミュニケーションをとる西舘

西舘は9回1失点の好投を見せるも、今シーズン好調だった打線が20イニング連続無得点と苦しんでいる。最終節は今秋1部リーグに昇格し、好投手・細野晴希擁する東洋大との戦いとなる。清水監督は最終節に向けて「細野君は良いピッチャーですけど何とか点を取って西舘を少しでも援護したい」と意気込んだ。また西舘は「優勝するためには練習しないといけない。投手陣は良い状態が続いて抑えられているので、キャッチャーとコミュニケーションをとりながらいければいいと思う」と力強い。現在リーグ2位の大学が中大含め3つと混戦を極めるが、中大にもまだ優勝の可能性がある。魂込めて反撃の糸口をチーム全員で掴み取りにいく。

◆試合結果◆
◯日大 1- 0中大●

◆お知らせ◆
次戦は10月17日(火曜日)に明治神宮球場で行われる対東洋大1回戦です。

(記事:松岡明希、写真:髙梨晃世)

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