2021年6月6日 会場非公開
▼スタメン
GK
坪井湧也(商4)
DF
塩崎悠司(経4)
岡井駿典(法3)
青木奏人(法2)
牛澤健(経2)
MF
堀脩大(経4)→坂本康汰(経2)
豊田歩(総3)
田邉光平(法2)
FW
山﨑希一(経2)→鈴木翔太(文3)
平尾拳士朗(経3)→有田恵人(文2)
鎌田蓮(法4)→星野創輝(商1)
▼試合結果
中大2―3東洋大
得点者:堀(前半12分)、田邉(後半26分)
今節は出場停止中であった主将の塩崎悠司(経4)が復帰し、前節負傷交代した髙岸憲伸(文4)に代わって青木奏人(法2)が今季初先発。ここまで開幕から無敗をキープするチーム同士が上位を争う戦いとなった。
試合は開始直後の前半12分、青木が正確なロングパスを前線に供給。鎌田がペナルティエリア手前で受け、ゴール方向へと運ぶ。ペナルティエリア右にパスを出すと、走り込んだ堀が収め、左足でゴール左下隅に流し込んで先制弾を決めた。
その後同24分、27分と堀を起点として仕掛ける場面があったが、惜しくも追加点は決められず。1点リードで試合を折り返した。
▲先制弾を決めた堀
しかし、後半3分に左サイドから抜け出した相手に守備を崩され、同点ゴールを許してしまう。それでも、中大は後半26分にワンチャンスをものにする。堀が相手のパスミスをセンターライン付近で奪って田邉に預けると、田邊はゴールまで一直線に走る。敵陣中央の浅い位置から迷うことなく右足を振り抜き、ボールはGKの頭上を超えてゴールへと吸い込まれた。「GKが出ていることも前半から意識していて、そこを思い切って打てたことが結果につながった」(田邉)と、スーパーミドルを振り返る。リーグ戦2試合連続のゴールで、再びリードする展開へ持ち込んだ。
▲田邊のゴールをチームで喜ぶ
後半31分、自陣のペナルティエリア付近でファウルを取られ、相手にFKを与えてしまう。これを決められ、試合は2-2の同点に。後半39分にもFKから鋭いボールが枠内へ飛ぶも、これはGKの坪井が正面でキャッチ。だが、ピンチを免れたのも束の間、後半40分にスローインの流れからシュートを決められて逆転を許してしまった。
▲今節ゴールを奪った堀(左)と田邉(右)
最後まで何とか1点を返そうと相手ゴールに迫ったが、試合はこのまま終了し、2-3で逆転負け。今季リーグ8戦目にして初の黒星となった。次節は関東学大と対戦する。
▼試合後コメント
田邊
―試合を振り返って
前半立ち上がりで点を取れて0で相手を抑えることができたのは、良かったと思うんですけど、そこから押し込まれる部分が増えてきて自分たちが追い返すことができなかったところは課題の部分です。
―自分のプレーを振り返って
内容の部分では、自分としては物足りない部分が多くて1番の武器であるゲームコントロールをチームの中心としてやっていかないといけないところではあったんですけど、今日は攻撃の部分で自分の持ち味は出していなかったので、高めていかないとプロの道は向いてこないのかなと思います。
―同じ逆転でも去年の雰囲気と今回の雰囲気に違いはあるか
今年は1年生を中心に去年の反省点を生かして、この代から歴史を変えていこうという強い気持ちがチームとして4年生中心に思っているところであるので、そこの違いはすごくあると思います。
塩崎
―試合を振り返って
前半は自分たちの思い通りのプレーができたんですけど、去年から課題にしている後半の戦い方は、もう1回見直さないといけないっていうのは改めて感じましたし、これを糧にしてこのゲームで負けてよかったとチームで最後思えるようにレベルアップしていきたいなって思います。
―失点の要因は意識の差であるか
自分たちの甘さが失点を招いてると思うので、始動当時から球際、切り替え、後半の戦い方って言い続けて変えられてないのは現状にあるし、ポジティブに捉えてここで気付たっていうのは良かったのかなと感じている。 勝っていければ1部に昇格できるし、これで変われば1部と戦ってやれると思うのでこれを糧にして変えていきたいかなと感じました。
―前節から今節までの一週間でのチームの変化は
ケガ人が出てしまってそれに動揺したというか、今日新しく出たメンバーだったり、スタートが結構入れ替わったという現実があって、ちょっとドタバタした1週間になった。
―東洋大が攻撃に人数をかけていたが
感じてましたね(センターバックの)2人でずっと。後半の終盤になるにつれて周り人多いよねって。どっちかが引き出されたらもう1枚しかセンターバックがいない、カバーを剝がされたらキーパーと1対1っていう感じが多かった。セカンドラインの戻りというのは練習で言えてなかったと感じているので厳しく求めてやっていければと思います。
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記事・写真:「中大スポーツ」新聞部