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打線沈黙、秋開幕戦は零封負けー東都大学野球秋季リーグ戦 対日大1回戦

2024年9月9日 明治神宮野球場

チーム 123456789=R H  E

中 大 000000000=0  3  0

日 大 01001102x=5 12 0

[] 岩城、子安、三奈木、高橋蒼ー野呂田、綱川

[日] 市川、山内翔ー大山

[本] <日>菊地(2回ソロ)

◆スタメン◆

1 [右] 皆川 岳飛 (経3=前橋育英)

2 [中] 橋本 航河 (文1=仙台育英)

3 [一] 松嶋 晃希 (経3=浦和学院)

4 [二] 繁永  晟 (商3=大阪桐蔭)

5 [左] 櫻井 亨佑 (商4=習志野)

6 [三] 伊藤 櫂人 (文2=大阪桐蔭)

7 [指] 佐藤  豪 (経3=藤代)

8 [遊] 佐藤 壱聖 (経2=東日本国際大昌平)

9 [捕] 野呂田 漸 (文3=秋田中央)

P   岩城 颯空 (経3=富山商)

春のリーグ戦では、あと1勝届かず目の前で優勝を決められる悔しさを味わった中大野球部。「結勝」のスローガンのもとリーグ優勝・日本一に向けて、日大とのリーグ開幕戦に挑んだ。幸先の良いスタートを切りたい中大だったが、日大投手陣の前に散発3安打に抑えられ、初戦は黒星発進となった。

日大の先発は今夏侍ジャパン大学代表に選ばれ海外遠征を経験した市川、外角の落ちる球と内角の直球を巧みに使われ、中大打線は初回三者凡退で終わる。

その裏、中大の開幕投手は清水監督が「期待して送り出した」と語った岩城。初回はランナーを出すも無失点で抑える。

▲開幕投手を任され、力投する岩城

試合が動いたのは2回裏。1死から、6番の菊地(日大)に外角の変化球をレフトスタンドへ運ばれ、両チームの監督が大切にしていると語った先制点を与えてしまう。その後、連打を浴びピンチを作るも後続を抑え最少失点で切り抜ける。

中大は5回、先頭の佐藤豪が内野安打で出塁すると、佐藤壱が犠打、野呂田がセンターフライを放ち2死三塁のチャンスを作ると、打順は上位へ。しかし、1番皆川が見逃し三振に倒れ、同点に追いつくことはできなかった。

その裏、岩城は先頭打者に四球を与える。その後、一人倒れるもセーフティバントを決められ、次の打者に四球を出し1死満塁となる。追加点を与えたくない中大はここで子安秀弥(経1=東海大相模)がマウンドに上がる。一人を抑えるも、続く4番の谷端(日大)にレフトにタイムリーヒットを打たれ、1点を追加され二塁走者もホームを狙うが、主将櫻井がレフトから好返球。見事に二塁走者を刺し3点目は与えない。

▲主将櫻井からの好返球を受け本塁でランナーにタッチする野呂田

6回裏、先頭の瀬谷(日大)に二塁打を打たれ、次の打者に犠打を決められ1死三塁となる。ここで日大は代打に主将橘田。ここで中大ベンチも動き、三奈木亜星(商3=浦和学院)をマウンドに上げる。しかしセンターへ犠飛を打たれ追加点を取られた。

8回表、中大は1死から野呂田に代えて代打にリーグ戦初出場となる米倉凛(商1=桐蔭学園)が登場。しかし、二ゴロに倒れる。2死から1番皆川が左中間を破る二塁打を放ち、チャンスを作ると、ここで代打綱川真之佑(経3=健大高崎)。しかし、一邪飛に倒れ、得点をとることができなかった。


▲リーグ戦初出場を果たした米倉

その裏、三奈木が追加点を許し1死三塁となったところで、清水監督が「ボールの力があり、実戦に向いている」と語る高橋蒼人(文1=帝京)がリーグ戦初登板となるマウンドに上がる。しかし、初球スクイズを決められダメ押しとなる5点目を奪われる。


▲リーグ戦初登板を果たした高橋蒼

9回表は、繁永が四球で出塁するも、得点には繋がらず。カード初戦を落とし、勝ち点獲得のためには次戦が負けられない状態になった。

清水監督は「完全にやられてしまった。引きずるとよくないので切り替えていきたい」と語った。

明日からの中大ナインの奮起に期待したい。

 

◆お知らせ◆
次戦は9月10日(火曜日)に明治神宮野球場で行われる対日大2回戦です。

(記事:紀藤駿太 写真:髙梨晃世、中島遥、齋藤さくら、松岡明希、比留間柚香)

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