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強さ見せつけ関東制覇!(4年生コメント付)ー第43回関東地区大学・社会人準硬式野球王座決定戦 対神奈川大

2021年11月11日 町田市営小野路球場

「一年間、そして四年間の努力が報われて、最後に本当に良い思いをさせてもらえて、感謝の気持ちです(森主将)」。

王者はやはり強かった。中大準硬式野球部が関東王座三連覇を達成した。これで全日本大会を除く関東大会•春リーグ•新人戦•秋リーグ•関東王座の五冠を達成し、関東準硬界に中大旋風を巻き起こした一年となった。

▲選手・監督の集合写真

本日の相手は六大学の明大を下した強豪神奈川大。その神奈川大の勢いにおされてか、先発の田中駿佑(商1)は四球とヒットで二死満塁のピンチを背負うと、遊撃手藤森晃希(経3)の失策でいきなり一点を先制される。

しかし、やられたらすぐやり返すのが王者。その裏、今日1番に座った羽渕達哉(商3)、中森至(経2)の連続ヒットで無死一三塁のチャンスを作ると佐藤龍之介(商3)の犠飛、さらに本日も6番で先発起用された川満剛(文2)の適時打ですぐさま逆転に成功する。さらに3回にも本日が野球人生最後の試合という足立裕紀(商4)の適時打でさらに一点を追加する。

▲決勝の舞台で大暴れした羽渕

先発の田中は立ち上がりこそ不安定だったものの、その後は本来のピッチングを取り戻す。ストレートでカウントを整え、縦スライダー•得意のカットボールで相手打者を仕留めるプロを彷彿させるピッチングを披露。池田監督も「(今大会のMVPは)田中ですよ」と大絶賛。

一方で中大も3回の適時打から、ランナーは出すものの決定打に欠け、ホームベースが遠のく時間帯が続く。しかし7回、中森の四球から一死三塁のチャンスを作ると、またも足立の適時打が飛び出し欲しかった追加点を奪う。さらに8回には羽渕の3点本塁打などで5点を追加し、勝負あり。最終回も田中が締めゲームセット。中大が再び関東の頂に立った。

▲優勝の瞬間

この試合は決勝と同時に4年生にとっては学生野球人生最後の試合となった。それぞれが特別な思いを胸に試合に臨んだ。辛いこともあったが、この四年間は彼らにとってかけがえのない四年間になったに違いない。それぞれがこの四年間中大準硬式野球部で学んだことを活かし、明るい未来を歩んでくれることを切に願いたい。

◆4年生コメント◆

森康太郎主将(法4)

ー優勝を振り返って
一年間、そして四年間の努力が報われて、最後に本当に良い思いをさせてもらえて、感謝の気持ちです。

ー今日の試合への思い
優勝というか最後の試合という思いが強かったので、それで思いっきりやって結果がついてくればいいかなという気持ちで臨みました。

ー四年間を振り返って
本当に自分がやってきたことは間違いじゃなくてよかったなと、良い四年間だったのかなと思います。

ー一年間を振り返って
全日本も中断になったり大変な年でもあったんですけど、みんなで力を合わせて結果を残すことができたので良かったかなと思います。

ー池田監督について
感謝をしきれない、言葉に言い表せないほどのが池田さんにあって、これからひとつずつ社会人になって恩返しできればいいかなと思います。

ー進路について
共同通信で運動記者をやるので多分(中スポと)同じですね(笑い)。できれば準硬の取材とかもできたらいいなと思ってます。

ー後輩に託すこと
全日本だけ優勝できなかったんですけど、そこだけというか日本一になってくれればいいかなと思います。

 

 足立

ー四年間を振り返って

ほんとに辛いことばっかだったんですけど、優勝を最後味わえることができて四年間やってきて良かったなと思ってます。

ー今日の試合振り返って

今日が野球人生最後の試合だったので悔いを残すことないようにという思いで一球一球集中しました。

ー今後の進路

野球はもう草野球程度だと思います。

ー野球人生振り返って

高校でも甲子園出れなくて、大学でも日本一になれませんでしたけど、最後にほんとに濃い四年間を過ごせたと思います。

ー後輩に託すこと

全国大会以外のタイトルは自分たちの代で取ったので、後輩たちには日本一になってほしいなと思います。

 

林部庄吾(商4)

ー今日の試合への意気込み

4年生最後なんで、4年生は悔いを残さないようにやるっていうのをみんなで話していて、4学年1、2、3、4合わせては今までの森が主将になってチームでやってきて、その集大成を見せようという思いでこの大会に臨みました。

ー優勝を振り返って

やっぱり勝つことは嬉しいですし、最後の学生野球が優勝で終われたっていうのは、自分の中でも悔いはなく終われたと思います。

ー四年間を振り返って

勝つために、今までこういう優勝の喜びを分かち合うためにいろいろ練習してきて、辛いことも乗り越えてきたので、そういうのが報われて瞬間だったと思います。

ー一年間を振り返って

今までは自分が3年生以下の時は4年生に頼ってばっかりだった部分があって、そういう部分が4年生になって引っ張るっていう自覚を4年生全員が持ち始めて、責任感がこの四年間やって最後の一年で得られたのかなと思います。

ー池田監督について

池田監督は厳しいことをおっしゃってくれる部分がたくさんあって、厳しいことを言うってことはそれだけ期待してもらってるっていう部分があるので、怒る方も絶対辛いと思いますし、そういう部分も自分たちが汲み取ってあげないといけないっていう部分もあるので、そういう部分も監督としても第二のお父さんみたいな感じかなと思います。

ー今後の進路

自分は野球から離れるので、これから社会人になってもこういう四年間で得た辛い経験っていうのは社会人になっても活きてくると思うので、そういう部分を活かしていきたいなと思います。

ー後輩に託すこと

この代も3年生以下の力がすごい強くて、来年以降も3年生以下が主力で残ると思うので、そこは自分たちの代は大会五冠で、最後の全日本だけが取れなかったっていう悔しさがあるので、そこはやっぱり六冠目指してもらって、尚且つ全日本大会優勝を目指してもらいたいなと思います。

 

小河原史哉(経4)

ー優勝を振り返って

学生生活最後の大会を優勝で終わることができて、最高に嬉しい気分です。

ーどういう思いで最後の打席に立った

自分はなかなか試合に出られなかったので、最後これまでの練習の成果を出そうというその一心でしたね。

ー四年間を振り返って

振り返ってみると辛いことの方が多かったんですけど、ここまでやってこれたのは最高の同期であったりとか、可愛い後輩たちのおかげでここまでやってくることができました。

ー一年間を振り返って

下級生の間は先輩たちについていくだけだったんですけど、4年生になって自分たちが引っ張る立場になって、本当に辛いことが多かったんですけど、みんなで一致団結して、学年で一致団結して、色々乗り越えることができて良かったです。

ー池田監督について

本当に厳しい方なんですけど、自分の人生を変えてくれた恩師ですし、池田さんの言葉というのは全て胸に刻んで今後歩んでいきたいなというふうに思います。

ーこれからの進路

今後は野球を続けることはないんですけど、この中央大学準硬式野球で学んだことを胸に刻んで精一杯やっていきたいなと思います。

ー後輩に託すこと

後輩たちは本当に野球の能力が高い選手ばかりなので、自分たちが成し遂げられなかった全日本大会優勝六冠というのを成し遂げてほしいと思います。

 

山口澪也(経4)

ー四年間を振り返って

辛いことの方がイメージ的には多いですけど、最後こうやって優勝できて楽しかったなと思います。

ー一年間振り返って

全日本で優勝できなかったですけどそれ以外は優勝できたのでハッピーです。

ー今後の進路

今後の進路はフリーで。

ー後輩に託すこと

メインで出てるのが全部後輩なので、しっかり今年優勝できなかった全日本で来年は優勝してほしいです。

 

友田真志(商4)

ー四年間を振り返って

辛いこともたくさんあったんですけど楽しかったです。

ー一年間を振り返って

この一年は思うような結果は出なかったですけど、最後は優勝できたのでオールオッケーです。

ー今後の進路

フランスベッドっていう会社で総合職の営業をするので、高齢者の方々とか支援が必要な方々に役に立てるように頑張っていきます。

ー後輩に託すこと

やっぱり全日本だけ優勝できなかったので、全日本優勝を期待します。

 

千葉隆誠主務(文4)

ー四年間を振り返って

大変なことの方が多かったんですけど最後振り返ってみればいい思い出で、最後泣くと思ってなかったんですけど勝手に泣いちゃうというか、小学校から十年以上やってて最後の瞬間を思うと終わってしまったなという寂しさが湧き上がってきましたね。

ー一年間を振り返って

森を中心に六冠五冠を目指してやってきて、一番でかい全日本優勝できなかったのが悔いが残るというか、優勝できたなと思ってたのでちょっと後悔ありますけどもそれ以外優勝できたので悔いはないかと思います。

ー今後の進路

野球は全くさよならです、草野球ぐらいはやるのかなという感じです。

ー後輩に託すこと

中大準硬に入ったからには日本一にならないといけないと思うので来年こそは日本一になってください。

4年生全員の写真をインスタグラムで投稿しております!詳細はInstagram(@chuspo_report)をチェック!

◆試合結果◆

チーム  123 456 789=計

神奈川大 100 000 000=1

中  大 201 000 15×=9

(記事:江渕光太、写真:坂井真子、鎌田怜穂、菅澤澪生)