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9回裏に奇跡の大逆転!死闘を制し1部残留!ー東都大学野球1部2部入れ替え戦 対東洋大2回戦

2022年 6月22日 神宮球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9    =R H E
東洋大 1 0 0 0 0 0 0 0 0    =1  4  1
中 大 0 0 0 0 0 0 0 0 2×=2 3 1

[東]細野、河北、島田ー後藤聖
[中]西舘ー綱川、村髙
[本]なし

◆スタメン◆

1[二]繁永  晟(商1=大阪桐蔭)
2[三]中前 祐也(法3=浦和学院)
3[右]森下 翔太(商4=東海大相模)
4[一]北村 恵吾(商4=近江)
5[遊]石井  巧(文3=作新学院)
6[指]髙橋 隆慶(文3=明秀日立)
7[中]皆川 岳飛(経1=前橋育英)
8[左]櫻井 亨佑(商2=習志野)
9[捕]綱川真之佑(経1=健大高崎)

P西舘勇陽(法3=花巻東)

1勝1敗で迎え、泣いても笑っても今日が最後の一戦となる試合。なんとしても残留を決めるために、中大硬式野球部は大一番を迎えた。

先発ピッチャーは第1戦も登板した西舘勇陽(法3=花巻東)、いきなり先頭バッターにヒットを打たれるとエラーの間に3塁へとランナーを進めてしまう。そこから第1戦で満塁ホームランを浴びた3番石上(東洋大)にタイムリーを打たれ初回にいきなり失点、雲行きが怪しくなる。

東洋大先発は細野。前回の試合では打ち崩せずリベンジを果たしたい相手だったが、この日も要所を締めるピッチングでチャンスを作るも打ちあぐねる展開が続く。

▲最後まで中央打線を苦しめたエースの細野晴希

第1戦では中盤に満塁ホームランを打たれた西舘だったが、この日は東洋打線を寄せ付けない圧巻のピッチング。味方の逆転を信じて11奪三振を奪う好投を披露した。


▲11三振を奪い、9回を投げ切った西舘

そして9回にドラマは待っていた。2イニング目に突入した東洋大学2番手河北が突如崩れ、先頭中前祐也(法3=浦和学院)にストレートの四球を与えると、続く森下翔太(商4=東海大相模)にもストライクが入らず、四球を与え無死1、2塁の大チャンスを迎える。バッターは主将で4番の北村恵吾(商4=近江)、バントを3塁線上にきっちりと決めるとこれを東洋大学のピッチャー島田が悪送球、まさかの展開で同点に追いつく。

▲同点に追いついき、喜び合うベンチ

なおもノーアウト1、3塁でバッターは副将の石井巧(文3=作新学院)、前進守備の内野をしぶとく抜くヒットを放ち、土壇場9回裏に大逆転。劇的勝利で残留を決めた。

大分での開幕戦に始まり、史上初の3校による最下位決定戦など異例尽くしの長かったリーグ戦も幕を閉じた。秋こそはリーグ優勝、日本一を勝ち取って欲しい。

◆試合結果◆
〇中大2x-1東洋大●(中大2勝1敗)

お知らせ
秋季リーグ開幕戦は9月3日15時より福島県・県営あずま球場にて駒大と対戦します。
(記事:小野祐司、カメラ:小林美久、小野祐司)

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