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1セット目を大差で失うも巻き返し、開幕2連勝ー春季関東大学男子1部バレーボールオープン戦 対日体大

2021年4月11日 Bコート(試合会場非公開)

スタメン(サーブローテーション順)

3WS鍬田憲伸(法4)

19MB山根大幸(商1)

8WS佐藤篤裕(法3)

11WS藤原直也(経2)

17MB澤田 晶(総1)

1S山岸隼(法4)

16Li 山本 涼(経2)

オープン戦2戦目。ここで勢いに乗っておきたい中大は、日体大と対戦した。日体大のペースにのまれ1セット目は落としながらも2セット目以降「攻める姿勢で、受け身にならないように」(藤原)と気持ちを切り替えて臨み3−1で開幕2連勝を収めた。

▲攻めのサーブを打つ山岸

緊張の第1セット。「技術が高く、強いチーム」(藤原直也・経2)だという日体大の流れにのまれ、ミスが目立つ展開に。「自分たちのペースで試合ができなかった」(山岸隼主将・法4)このセットは17−25と大差をつけられセットを落としてしまった。

流れを変えたい第2セット。「ここで勝たないと勝ち癖がつかない」(山岸主将)と危機感を持って修正を図った。エース鍬田憲伸(法4)の強烈なスパイク先制点をもぎ取る。序盤は相手と競り合う展開になるも、中盤12点目の佐藤篤裕(法3)のアタックから6連続得点を決め相手を突き放す。「要所要所の修正ができ、理想的な形にハマった」(豊田監督)この流れのまま期待のルーキー、山根大幸(商1)のアタックでセットを取り返した。

▲長いラリーを決め切り喜ぶ選手たち

続く第3セット。2セット目を取り返した中大は「スパイクを打ってもボールをつなげてくる」日体大に苦戦しつつも粘り強く応戦したが中盤ミスが目立ち、3連続得点を許してしまう。しかし長いラリーの末、佐藤がストレートを打ち切り18点目を奪取。中大の流れを引き寄せた。そのまま攻める手を緩めず猛攻を続け、鍬田が25点目をもぎ取った。

勝ちきりたい第4セット。中盤「ミスを恐れずに責めるサーブを打つことにした」澤田 晶(総1)が華麗に2点連続サービスエースを決め、チームを勢いづける。中盤以降藤原を始めとする下級生の活躍が目立つ安定した試合展開だった。鍬田がセットポイントを勝ち取り日体大との「絶対に負けられない試合」(山岸主将)を制した。

▲豪快にスパイクを打つ鍬田

3−1で勝利するも「受け身になって足が動かなかった」(藤原)と反省点も見られた今回の試合。来週はインカレ4連覇を果たした強豪・早大と対峙する。ここで勝利を果たし全カレに繋げられるのか。中大バレー部に大きな期待がかかる。

◆試合結果◆

〇中大3(17―25、25―17、25―19、25―16)1日体大●

 

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部