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元川崎F・中村憲剛氏がテクニカルアドバイザーに就任へ。新監督にFC東京U15コーチ・宮沢正史氏

サッカー部は7日、多摩キャンパスで行われたJリーグ内定選手会見で2022シーズンより、チームのテクニカルアドバイザーに中村憲剛氏、新監督に宮沢正史が就任することを発表した。

中大出身の中村氏は1980年10月31日生まれの現在41歳。現役時代はフロンターレ一筋のワンクラブマンとしてJ1優勝を成し遂げた。現役引退後は、リレーションズ・オーガナイザーとしてクラブの広報活動に尽力。来季から中大サッカー部のテクニカルアドバイザーに就任し、2部に沈むチームの再建を担う。

先月14日、日本財団が主催するイベントで多摩キャンパスを訪れ、部員と記念撮影する様子

新監督にはFC東京U-15深川コーチの宮沢氏が就任。宮沢氏は1978年4月24日生まれの43歳。FC東京でプロデビューを果たすと、大分、仙台、岐阜などで選手生活を送り、2015年に現役を引退。翌2016年にスカウティング部の一員としてFC東京に復帰し、2017年9月にトップチームのコーチに就任した。2019年からはアカデミーに活躍の場を移し、選手育成に励む。契約は2〜3年となる見込み。長い選手生活とプロでの指導経験を生かし、チームを1部復帰へ導けるか。

なお、現在監督を務める佐藤健氏はチームダイレクターに役職を移してチームに残留。将来的に「1部優勝」を成すに当たって、強固なサポート体制を築く狙い。

(記事:板谷龍之介)