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リベンジ誓ったスプリングトーナメント初戦 ダブルスコアで快勝!―第73回関東大学バスケットボール選手権大会 対帝京大

2024年4月21日 杏林大学八王子キャンパス

スプリングトーナメント初戦の相手は帝京大。昨年の初戦敗退という雪辱を果たすことはできるのか。

スターター

#1久岡賢太郎(商3)、#13小川翔矢(法4)、#15坂口大和(商2)、#21深澤桜太(商1)、#42山崎紀人(商3)

第1Q(クオーター)序盤は互いに譲らぬ攻防を繰り広げ、なかなか試合の主導権を握ることができない中大。そこで#55板倉伶弥(文1)と#77宮内柊人(商3)がコートイン。レイアップを中心に積極的にゴールを狙い、連続得点を決め点差を広げていく。試合の流れをつかみ、好調を保ったまま第2Qへ。

第2Qも攻撃の手を緩めることなく中大優位のまま試合が展開していく。試合中盤、途中出場した#21深澤桜太(商1)がダンクシュートを決めると中大ベンチからは大きな歓声が上がり、その日一番の盛り上がりを見せた。#21深澤は、200㌢の長身を生かしたゴール下でのプレーに定評があり、今年ドイツ・マンハイムで開催された「第30回アルバート・シュバイツァー・トーナメント」の男子U18日本代表にも選出された期待のルーキーだ。自身のプレーについては「リバウンドをしっかり取り切るというところが自分のすべきこと」「今後は細かいところをしっかり徹底してやっていく」と語り、次回の試合でのさらなる活躍を誓った。

▲ダンクを決めた#21深澤

続く第3Qでは#15坂口や#33鴫原樹生(商2)、#55板倉を中心に得点を量産し、さらに点差を広げていく。ディフェンスやリバウンドも手を抜くことなく試合を進め、この時点で124-57と倍以上の得点差をつけ最終第4Qを迎える。

▲大量得点でチームの勝利に貢献#55板倉

最終第4Q、点差が開いたことで第3Qで起用された#55板倉が1年生ながら引き続きの出場。#33鴫原とともに攻勢を強める。その結果中大は52得点を記録し、ダブルスコアで快勝となった。

後半戦で大活躍した#33鴫原は「去年1回戦で負けてしまっているので、100点差つけて良い形で(スプリングトーナメントに)入れたのは良かった」と試合を振り返り、今回出場した1年生の#21深澤と#55板倉については「自分たち年上がしっかり経験を伝えていきたい」と語った。また、同様に今試合で活躍を見せた#21深澤は、同級生の#55板倉を「体が強く、味方を生かすプレーが本当にうまいので見習いたい」と話した。次の明星大戦でも積極的なオフェンスで勝利できるのか、非常に楽しみだ。

 

◆試合結果◆

〇176中大(47-23、36-13、41-21、52-18) 帝京大75●

 

◆お知らせ◆

次戦は5月1日(水曜日)に駒沢オリンピック公園総合運動場・屋内球技場で行われる対明星大戦です。

 

(記事:佐藤友香、写真:桑沢拓徒)

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