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新人戦開幕!主力の深澤らが欠場の中、初戦を通過。─第65回関東大学バスケットボール新人戦

2025年6月4日 駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場

スプリングトーナメントの熱も落ち着いた4日、中大の新人戦が幕を開けた。主力の#21深澤桜太(商2)を含む複数名がけがで欠場の中、埼工大と初戦を迎え62-55で勝利した。

▲ドリブルをしてボールを運ぶ佐々

#25黒髪安時(商1)のジャンプボールで試合が始まった。最初にオフェンスを獲得した中大は、#7平原侑真(商1)や#14佐々然(商1)ら新入生を中心に攻めるも、なかなか得点にはつながらなかった。埼工大に先制点を許してしまうが、平原の3点シュートによりすぐさま追い越す。しかし第1Q中盤に埼工大に7連続得点があり、中大がタイムアウトを要求する場面が見られた。タイムアウト明けには#55板倉怜弥(文1)のフリースローなどで得点を重ね流れを取り戻す。#9川端一真(総1)の放った3点シュートがブザーと同時にリングに吸い込まれ、良い流れで第2Qへ突入した。

▲ドリブルをする平原

第2Qは#8入野英幸(文1)のシュートにより始まる。序盤から中盤にかけ、平原や#11三谷拓夢(商1)らも得点の追加に貢献。終盤には二度の3点シュートを許すも、埼工大の得点を6点に押さえ、点差を広げて後半戦に。

33-17とリードを保ちながらも、スチールをするなど攻めの姿勢を見せ続ける中大。川端がチームを引っ張る2年生らしいプレーで得点を挙げる。1年生の三谷も積極的に攻撃に参加し、3点シュートも決めた。しかし終盤埼工大に3点シュートを含む5連続得点を許すなど、やや押されながら最終第4Qへ。

板倉の得点により第4Qが始まり、その後入野のバスケットカウントなどで得点を重ねる。中盤には平原らを中心にリバウンドを奪いシュートを打つも、なかなか得点につながらない苦しい展開に。加えて第4Q終盤にかけ埼工大に9連続得点を奪われてしまう。徐々に点差を詰められるも、第1、2Qが功を奏しそのまま逃げ切り、62-55で初戦を突破した。

▲フリースローを打つ入野

初戦を終え、チームを引っ張った板倉は「こういう形でちょっとひどいプレーをしてしまったんで、すごく申し訳ない気持ちでいっぱい」と勝利するも反省のコメントを残した。また「勝ちきって全国大会につなげなきゃいけない」と全国大会への意気込みも語ってくれた。東洋大との次戦に勝利すれば全国新人への切符を手にできる。一戦一戦、チーム一丸となって戦う中大バスケ部の勝利、そして全国新人への一歩に期待したい。

◆試合結果◆
〇中大62(19-11、14-6、14-19、15-19)55埼工大●

◆お知らせ◆
次戦は6月5日(木)に大田区総合体育館で行われる対東洋大戦です。

(記事:藤野真紘、写真:藤野真紘、佐渡原菜結)

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