2025年11月1・2日 青山学院大学相模原キャンパス
スターター
#5石口直(文3)、#15坂口大和(商3)、#42山崎紀人(商4)、#55板倉伶弥(文2)、#77宮内柊人(商4)
秋リーグも残り2試合になり中大はこの時点の順位は1部残留のボーダーラインである9位。この2試合の結果次第で1部残留か入れ替え戦進出か決まる。対する筑波大は10位と、1部残留をかけた直接対決となった。中大は得意の守備で相手に得点を許さず見事勝利。1部残留とインカレ出場を決めた。

▲シュートを打つ坂口
第1Q前半、3点シュートを狙う筑波大に対し、積極的なリバウンドを仕掛ける中大。リバウンドからの速攻で坂口、山崎がシュートを決める。開始5分、#3高山鈴琉(商3)の3点シュートが決まった直後、筑波大に4点許す展開となった。しかし第1Q終盤、坂口がバスケットカウントで点差を広げ、17ー9で第2Qへ。
第2Qは高山の連続3点シュートから始まる。一時14点差にまで点差を広げたが、後半4分、筑波大の3点シュートが目立ち始めた。しかし筑波大の身長を活かした外からの攻めにもディフェンスで対応し、34ー25で前半を終える。
▲レイアップシュートをする高山
前半につくった9点差を守り切りたい中大、第3Qは筑波大の攻撃から始まった。後半一回目の守備機会を守り切ると、攻撃は坂口のフェイダウェイシュートが成功する。その後も強度の高い守備を展開し、フリースローの得点こそ許したものの49ー38と11点差で最終Qへつないだ。
勝負の第4Q、勝てば9位以上が確定し1部残留も確定する。筑波大の果敢な攻めに耐える苦しい展開が続く。ファウルをとられながらもなんとか防ぎきり、攻撃では島崎が3点シュートを成功させるなど得点を重ねる。最小4点差まで迫られることになったものの最後まで逆転されることなく試合を終えた。65ー56で勝利し、1部残留と12月に開催されるインカレへの切符を獲得した。
秋リーグの最終戦は専大との対戦。1部残留が決まり、4年生最後のリーグ戦を勝利で締めくくりたかったが、専大の攻撃を止めきれず、72-77で惜しくも敗れた。
スターター
#5石口直(文3)、#15坂口大和(商3)、#42山崎紀人(商4)、#55板倉伶弥(文2)、#77宮内柊人(商4)
第1Qは坂口からのパスを受けた板倉が3点シュートを決め、先制する。#1久岡賢太郎(商4)がドライブで攻めこみ相手のファールを誘い、持ち前の積極性が光ったプレーを見せる。その後も#7平原侑真(商1)、#22島崎輝(商4)の3点シュートが決まり、6点リードで第2Qへ。
第2Qは、試合後に島崎が「全員で時間をシェアする試合だった」と語ったように、インカレを見据え、ベンチメンバー中心の布陣で臨んだ。その中でも、下級生の#23山川温暉(文2)や平原が躍動する。しかし、専大の反撃を止められず、34-39で前半を終えた。

▲シュートを打つ石口
5点を追いかける形で始まった第3Q。点差を縮めたい中大だが、専大にさらに5点の追加を許してしまう。平原が1年生ながら安定したプレーを見せ、2本の3点シュートを成功させた。4年生も意地を見せ、宮内、島﨑らも得点を重ねる。

▲3点シュートを打つ島﨑
勝負は最終第4Qに委ねられた。島﨑や久岡らが連続で得点を挙げ、1点差まで追い詰める。しかし流れを奪い切れず再び点差を離されてしまい、中大はタイムアウトを要求。流れを切りたいタイムアウト後だが、二度のアウトオブバウンズを取られてしまう。3点シュートを複数決めるも、専大の攻撃を止めることは出来なかった。試合終了のブザーが鳴るまで果敢に攻めるもファウルを連発。72-77で試合を終えた。
専大との試合をもって秋リーグは幕を閉じた。中大は昨年と同様入替戦を回避し、最終順位は9位となった。今シーズンは早くも残すところインカレのみ。日本一の夢はインカレに持ち越された。チーム中大の残り1か月の成長に期待したい。
◆試合結果◆
〇中大 - 相手大●
●中大 72-77専大〇
(16-10、18-29、17-19、21-19)
◆コメント◆
高山
──今日の試合を振り返って
両チーム入れ替え戦がかかった試合だったので、お互い気合が入っている状態でかたい部分もあったんですけど、勝ち切って入れ替え戦を回避できたのは、次のインカレに向けていい成長になったと思います。
──今日の勝因
ディフェンスですね。向こう(筑波大)結構でかいので、リバウンドだったりで身長が高いのを活かしてくるので、それに対して#17佐藤だったり、#42山崎、#55板倉が身体を張ってくれたので、自分たちが楽にできたのが今日の勝ちに繋がったと考えています。
──次の試合に向けて
入れ替え戦も回避して、向こうは入れ替え戦が決まっていてどう出てくるか分からないですけど、とりあえずは勝って、いいリーグ戦で終わらせないとインカレに繋げられないのでそこを意識しながらやっていきたいと思います。
#17佐藤優斗(文4)
──最後のリーグでしたが秋リーグ全体を振り返って
自分4年生なんですけど、なかなか試合に絡める時間というのが少なくて、今日最後チャンス貰ってちゃんと自分の役割っていうのが、リバウンドとかディフェンス頑張るところを出せたんじゃないかなと思ってて、今日は良かったかなと思います。
──リバウンドとかディフェンスは毎回意識していたのか
セカンド、次に出るメンバーなのでいいつなぎ役として、つなげるということを意識してやってます
──インカレまでにしたいこと
もっと、もっと頑張るということそれに尽きますね(笑)ちゃんと自分の仕事リバウンドとかディフェンスちゃんと全うできるようにこれからの練習意識して頑張っていこうと思います。
(記事、写真:渡邉咲衣、樋口有花、藤野真紘、佐渡原菜結)
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