9月14日、15日 東洋大学総合スポーツセンター
山梨学院大戦
スターター
#3北村孝太(文1)、#12樋口雄気(商3)、#21渡部琉(商1)、#47吉田崇紘(法1)、#71沼倉壮輝(経4)
スターターの3人が1年生とフレッシュな顔ぶれで臨んだ第1ピリオド。先制されるもすぐさま逆転し、#47吉田のリバウンドからのシュートなどで点差を広げていく。その後相手が留学生選手を投入し試合の流れを持っていかれてしまうが、中大も#99古河ウェスリー(文2)を投入。夏と比べると「積極的にいけるようになった」(#99古河)と相手ゴールに切り込んでいきシュート、そしてその際にフリースローも獲得。流れを取り戻し、24-16でこのピリオドを終えた。
第2ピリオドは一時相手の得点が続き、相手ディフェンスにも阻まれる苦しい展開に。それでも#45青木亮(文3)の3Pシュートなどで主導権を譲らず40-28で前半を終えた。
▲フリースローを放つ#99古河
後半も#35清水宏記(総2)の2連続3Pシュートで会場を沸かせ、チームは勢いに乗り続ける。ディフェンスでも最後まで相手の留学生選手に仕事をさせず、86-57で勝利。「今日はミスなくゲームを進めることが出来た」(#35清水)と選手も手ごたえを感じる試合となった。
▲外からのシュートを狙う#35清水
明星大戦
第6戦目の相手は明星大。体が強い留学生選手がいるためリバウンドが強く、外からのシュート力もあるチームである。
スターター
#45青木亮(文3)、#北村孝太(文1)、#21渡部琉(商1)、#71沼倉壮輝(経4)、#12樋口雄気(商3)
第一ピリオド、ジャンプボールを相手に取られるとすぐさま先制される。しかし、そのまま相手に流れを持っていかせることなく#21渡部を中心に得点を重ねていく。また、#45青木と#71沼倉が留学生に対して果敢にリバウンドに飛び込む。中大はこの試合でも選手をテンポよく入れ替えていき、32-24と試合をつくる。
第二ピリオド、序盤とはうって変わってなかなかシュートが決まらない。一方の明星大は留学生選手がリバウンドを次々と取っていき流れにのる。さらに外からのシュートも次々と決められてしまう。中大は自分たちのリズムで試合を進められず、めずらしくパスミスも目立った。前半を47-41に詰め寄られてしまう。
▲ゴールを狙う#3北村
「後半は修正できた」(#北村)。後半はディフェンスを前半の1対1で守る形から変え、ゾーンっぽく守るマンツーマンに変えると相手がミスをしだし、リバウンドも取れるようになった。#3北村が連続シュートを決めるなどここで一気に明星大を突き放す。さらに#10田中裕也(商1)が粘ってボールを取りにいき、そのボールを#28濱野祐稀(総1)が決める粘りのあるプレーもみられた。中大は層の厚さで相手を圧倒し、最後まで走り負けることなく92-74で危なげなく勝利を収めた。
▲スリーポイントを決める#10田中
中大はここまでの6試合全てでスターティングメンバーを変えている。荻野コーチは「いろんな選手にいろんな役割を経験してもらう」ためだという。そして、「今年はベンチにいれたら全員出す」(荻野コーチ)とベンチに入った15人は必ず試合に出てプレーしている。今年はまずベンチに入るのも厳しい戦いになっている。チーム内で競争が生まれ、全体での底上げを図っていく。そして、一部復帰に向けた準備を進めていく。
▲試合結果▲
○中大86(24-16、16-12、31-15、15-14)57山梨学大●
○中大92(32-24、15-17、29-16、16-17)74明星大●
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部