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チャンスを決め切れずドロー 上位との差を埋められず、、、ー関東大学サッカーリーグ2部 第14節 対神奈川大

2021年8月28日 会場非公開

▼スタメン

GK

猪越優惟(商2)

DF

加納直樹(総2)

岡井駿典(法3)

和田悠汰(経4)

牛澤健(経2)

MF

坂本康汰(経2)

豊田歩(総3)

堀脩大(経4)→高岸憲伸(文4)

FW

小島偉央(商4)→鎌田蓮(法4)

山﨑希一(経2)→鈴木翔太(文3)

平尾拳士朗(経3)→有田恵人(文2)

 

▼試合結果

中大1―1神奈川大

得点者:高岸(後半28分)

後期リーグ初戦を3発快勝という最高の形でスタートさせた中大。上位3チームとの勝点差を埋めるべく、今節も勝利を飾りたいところ。しかしながら、試合開始早々ピンチを迎える。

前半2分、左サイドから崩され、強烈なシュートを放たれる。ここは、守護神・猪越の好セーブによって救われた。続く前半13分チャンスを迎えたのは中大。右サイドからのクロスに小島が反応。鋭いヘディングでゴールに迫るも、相手GKのファインセーブに阻まれてしまう。

▲ゴールを狙う小島

ポゼッションで試合を有利に進めたい中大だが、その後は神奈川大にボールを支配される時間が続く。中盤でボールを奪われ、攻め込まれる場面が目立つ。

迎えた前半34分、右サイドからの突破を許し、最後は中央からヘディングで合わせられ先制点を献上。主導権を握られる形になってしまった。

前半41分にはC Kを獲得するも得点には至らず。結果、前半はシュート1本に抑えられ、1ー0で試合を折り返した。

後半、なんとしてでも追い付きたい中大は早速動く。サイドバックが高い位置を取り、アンカーの豊田が最終ラインからビルドアップをサポート。「特に意識はしていなかったが、得点が欲しい場面であったのでラインをあげた」(佐藤監督)と、攻撃に厚みをもたせた。

後半3分、山﨑が鋭いドリブルで相手ペナルティエリアへ進入し、平尾へパスを供給。ゴール左隅を狙うも、相手GKの好セーブによって得点には結び付かなかった。その後も山﨑が幾度となく相手陣内に切り込む。ドリブルで持ち込み、決定機を演出。次第に相手選手からのチャージが激しくなっていく。

▲ドリブルで切り込む山﨑

後半25分、相手選手2人をかわした山﨑が相手ペナルティエリア内で倒され、P Kを獲得。同点に追い付く最大のチャンスが訪れる。キッカーは高岸。「決める自信しかなかった」という言葉通り、キーパーの逆をついて冷静に沈めて同点に。試合を振り出しに戻した。

▲同点ゴールを挙げた高岸

残り20分、追加点を奪おうと前線から仕掛ける場面が増加。最終ラインからのロングボールやサイドからの展開を試みるもあと1点が遠い。試合終盤、一瞬の隙をつかれ自陣ゴール前への突破を許すピンチに。これを救ったのは、今季初めてキャプテンマークを巻いた和田。決死のスライディングで危機を脱した。結局、逆転ゴールをあげることはかなわず。試合は引き分けで幕を閉じた。

前期リーグでも勝点1を分け合った神奈川大。得点機もあっただけに、勝利を飾れない悔しい結果になった。今節を消化した時点で中大は4位につけている。首位・東京学芸大との勝点差は3。リーグ優勝、1部返り咲きのためにも負けられない戦いが続く。

 

▼試合後コメント

高岸

ー途中出場だったが気持ちとしては

負けている状況だったのでチームのためにできることはないかなと。意識して試合に入りました。

P Kから追い付いたが

チームメイトがチャンスをくれたので、それを冷静に決めるだけだと思いました。外すことなんて頭になくて、決める自信しかなかったです。

ーキッカーは事前に決まっていたのか

そんなことはなかったです。(P Kを獲得した)山﨑にも確認したんですけど、蹴ってくださいとのことだったので。

ー次節に向けて

この引き分けはネガティブに捉える必要はないかなと。チーム内でしっかりフィードバックして、修正点を練習に落とし込んでやり直していければいいなと思います。

 

佐藤監督

ー試合を振り返って

勝ちたかったですね。チャンスはあったのでそこを決め切れていればっていう感じですね。そこはネガティブにならず、敵は神奈川大っていうより、我々がもう少し精度の高いサッカーができていればよかったですね。

ー前半の失点については

縦に抜かれてしまいました。ただ、取られても2点位は取れるだろうっていう考えだったので。そこはもっと精度高くやりたかったですね。久々の公式戦というのもあって、パスやトラップのミスは多かったと思います。向こうのプレッシャーが強いこともあったとはいえ、あのくらいで負けていてはダメだなと。ゲーム感がちょっと足んない感じもありましたね。

ーシステムは変更したか

特に意識はしてないです。サイドバックが攻撃に参加していたので3枚になっていたってだけですね。一つのパターンとしてって感じです。ウィングが中に入って厚みも出るんでね。ただ、そこの場面が少なかった感じはしますね。

ー山﨑のドリブルについては

あれをやってほしいですね。もっともっと体を動かしていかないと。彼自身も上を目指していると思いますし。左サイドは彼の得意分野でもありますし、うちのパターンでもあるので。もう少しやれるといいかなと。

ー次節に向けて

一週あけて東海大戦で、またこういったサッカーになるかと。チャレンジしていきたいですね。

 

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(記事、写真:山縣一郎)