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【サッカー部リーグ戦開幕前特集】後編「心身ともに成長できる4年間に」 新入生インタビュー

いよいよ今週末、関東大学サッカーリーグは開幕を迎える。昨シーズン1部10位という結果に終わった中大は、山梨学大との入れ替え戦を制し1部残留を果たした。中大らしさを継続しつつ、悔しいシーズンとなった昨年からどうアップデートし、目標に向けどんな戦いを見せるのか。開幕前特集として、選手へのインタビューを前編後編の2本立てでお届けする。

後編は新入生3人へのインタビュー。Aチームでの練習をスタートさせた尾川丈(商1)、岡崎大智(経1)、西岡隼平(経1)の3人に現状や4年間の目標などについて語ってもらった。

(取材、構成:琴寄永里加、大澤晶、山口周起)


▲左から西岡、尾川、岡崎

 

―中大に進学した理由は

(尾川)中大のサッカースタイルに魅力を感じたのが一番で、自分のプレースタイルと中大のプレースタイルが合っていると思ったので中大にしました。

(岡崎)宮沢監督が自分の中学校の頃のコーチだったので、その影響もあってずっと中大には行きたいなと思っていて、そんななか高3の時に怪我をした時に中大が1番に声をかけてくれたので、それですぐ行こうと決めました。

(西岡)元々先輩が中大に結構いてつながりもあったし、あとは高校でやっていたサッカーがつなぐサッカーで中大のサッカーと似ているし、僕もつなぐサッカーをやりたかったのでここに来ました。

 

―練習に参加し始めて、中大の印象は

(尾川)一度高3で練習参加に来た時とあまり変わらないですが、みんな足元が上手くて基礎的な技術がそれぞれみんな高い印象です。

(岡崎)本当に先輩たちがとても優しくて、自新天地に行くのが苦手なキャラなので、優しく受け入れてくれて本当にいいチームだなと思いました。

(西岡)つなぐということに対しては、みんなワンタッチとかが上手で、そこは入ってよかったと思います。

▲尾川丈(おがわじょう)―平成17年8月5日生、川崎フロンターレU-18出身、ポジション/MF
 昨年、川崎フロンターレに二種登録され、トップチームの試合や練習を経験。プレースピードや技術の差を体感し、「普段の練習から高めていくために頑張りたい」と語る。

 

ユース(高校)時代の練習と今の練習の違いはどんな部分に感じるか

(尾川)中大とフロンターレユースの練習はそんなに変わらなくて、ほとんど同じで大きく変わったものはないですけど、練習の中でキャプテン含め全員が雰囲気良くやれているのが違いかなと思います。

(岡崎)まず1番は時間帯ですね。(高校までは)夕方で学校の後とかだったので、自分的に体調とかもつくりやすかったですけど、今は朝練なので自分が早起きとか慣れないというのが1番大きいというのと、あとは体格とかですかね。3個上の人がいる中でやるので、フィジカルの面では追いつかないという感じです。

(西岡)僕がいた高校が特殊な指導をしていたので、言い方が悪いかもしれないですがそれと比べると大学は普通かもしれないです。

 

―サッカーを始めたきっかけは

(尾川)お父さんがやっていて、やってみないかと言われたからです。

(岡崎)7つ上の兄がずっとサッカーをやっていて、その影響で始めました。

(西岡)お父さんがやっていて、小さい頃からお父さんと一緒にボールを蹴っていたのでそれが最初です。

▲岡崎大智(おかざきだいち)―平成17年7月13日生、FC東京U-18出身、ポジション/MF
 「かなり前から『寮はどんな感じ?』などの質問にも全部答えてくれて、そういう面では楽でした」と語るように、同じFC東京下部組織出身で1学年上の先輩にあたる小川雄輝(経2)を頼りにしている先輩に挙げた。

 

―憧れの選手、お手本の選手は

(尾川)川崎フロンターレの脇坂泰斗選手が今目標にしている選手です。脇坂選手は足元の技術を特徴としている選手で、自分も足元の技術に自信があるので、そこを見習っています。

(岡崎)中大だと大野篤生くんはやっぱりキャプテンなので、一緒のチームでやっていてすごくやりやすいというか、1番声をかけてくれて、 あんな風になれたらと思います。

(西岡)高校の1個上の先輩でもある、常藤奏くんです。高校の時から一緒に試合に出ていて、その時から頼りになっていたし、今も関東選抜に選ばれてデンソーカップとかに出ているので尊敬しています。

 

―長所、見てほしいところは

(尾川)足元の技術には自信があります。技術面で、ボールを持ったときに注目してほしいです。

(岡崎)球際とかその部分で勝ち切るところとかなので、そういう部分だと思います。

(西岡)僕はサイドバックなんですけど、今はフォーメーション的にウイングバックなのでその分ドリブルで持ち上がっていく回数が多くて、ドリブルは元から自分の武器でもあるので、ドリブルとか前への推進力は見てほしいと思います。

▲西岡隼平(にしおかしゅんぺい)―興国高出身、ポジション/DF
 プレーを参考にしている選手はマンチェスターシティ所属のカイルウォーカー、FCバルセロナ所属のカンセロ。対人の強さと足の速さ、攻撃の部分でそれぞれお手本にしているという。

 

―今後の目標

(尾川)今年は1年生ですけど、関東リーグ全試合スタメン出場できるように頑張っていきたいです。中盤の選手ですが、結果ということでゴール、アシストで貢献したいです。4年間では、サッカーもですが人間としても成長して、川崎フロンターレに戻れるように頑張っていきたいです。

(岡崎)そんなにないですけど、今年は本当に怪我をしないぐらい、怪我をしないで1年間サッカーをするぐらいを目標にサッカーしています。心身ともに成長して、サッカー選手じゃなかったとしても、 中大に来てよかったなと思えるような充実した4年間を過ごしていきたいなと思います。

(西岡)1年目からリーグ戦でスタメンに絡めるようにしたくて、スタメンで出ていたら自然と関東の選抜とかに選ばれると思うので、そこに選ばれるように頑張りたいです。1年でもうプロの練習参加とかできるように頑張って、4年生の時にはいろいろな選択肢があるような形にしておきたいです。

 

4月3日発行の「中大スポーツ」第182号では、3面に尾川選手の特集など今回のインタビューの関連記事を掲載しておりますので、そちらもご覧ください!

期待のルーキーたちがまもなく開幕を迎えるリーグ戦にどこまで絡んでくるのか、今後の躍進に注目です!

 

◆開幕戦試合情報
対戦相手 日大
日時 4月7日(土)14時キックオフ
場所 日本大学アスレティックパーク稲城サッカー場

 

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