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首位相手に悔しい敗戦―関東大学リーグ戦1部 第7節 明大戦

2024年6月1日 明治大学八幡山グラウンド

▼スタメン

GK

牧野 虎太郎(経4)

DF

常藤 奏(経2)

原 圭佑(商3)

家坂 葉光(文4)

大野 篤生(経4)

MF

湯谷 杏吏(経4)

小川 嵩翔(商4)→小川 雄輝(経2)

武本 射雅(経3)→新 鉄兵(商2)

FW

持山 匡佑(商3)→杉山 耀建(国経3)

星野 創輝(商4)→北浜 琉星(経2)

田中 幹大(商3)

 

▼試合結果

  • 中大1―3明大○

得点者:星野 創輝(前半31分)

 

前節、前々節とリーグ戦2連勝を飾っている中大は3連勝をかけ首位明大と対戦した。リーグ戦優勝という目標を成し遂げるために何としてもものにしたい一戦には、前節と同じ11人がスタメンに名を連ねた。

立ち上がりから明大がボールを保持する形で試合が進んでいく。中大はロングボールを多用し、チャンスメイクを試みるがセカンドボールが拾えず厳しい展開を強いられる。

試合が動いたのは前半10分、コーナーキックから頭で合わされ先制点を献上。同点に追いつきたい中大だったが同19分自陣ゴール前でのビルドアップのミスがから追加点を与えてしまう。流れを変えたい中大は、持山に代えてけがから復帰した杉山を投入。同28分家坂のパスカットから敵陣に侵入し左サイドからクロスをあげる。これが相手の手に当たりPKを獲得し、星野が落ち着いて決め1点差に。

▲落ち着いてPKを決めた星野

勢いそのまま追いつきたい中大は相手ゴールに迫る。杉山のキレのあるドリブルで左サイドを突破し、小川(嵩)がミドルシュートを放つが惜しくもクロスバー。その後一進一退の攻防を繰り広げ、前半を1点ビハインドで終える。

後半開始、先にチャンスを迎えたのは中大。後半9分、相手のロングボールをカットした小川が左サイドの家坂にパス。ゴール前に入りこみ家坂からのセンタリングに合わせるも惜しくもゴールとはならなかった。
同21分、明大に追加点が生まれる。中盤でボールを失い左サイドからクロスをあげられファーにいた選手のマークにつききれず痛恨の失点。
勝ち点獲得には2点必要になった中大は小川(雄)と北浜を投入し、攻勢に出る。サイドからのクロスボールやコーナーキックから得点を狙うものの決定機を作れない。

▲サイドからクロスボールをあげる家坂

後半アディショナルタイムに中大に最後のチャンスが訪れる。敵陣深い位置でのスローインの流れから湯谷がミドルシュートを放つも決めきれず。試合はこのまま終了した。首位相手に痛い敗戦を喫し、リーグ戦4勝3敗で4位に順位を落とした。

 

▼試合後コメント

杉山選手

──今日の試合を振り返って

首位との対決で、相手が無敗だったんですけど立ち上がりから失点してしまって、 それで2失点して0ー2ってなってしまったのがやっぱり敗因かなって思います。そこから盛り返しそうなシーンもあったんですけど、 自分たちは自ら失点してしまって負けてしまったなっていう感じです。

──途中からの出場に難しさはあったか
けがをずっとしていて、久しぶりの試合だったので、 不安もちょっとあったんですけど、自分も予想外の出番だったので、そういう意味ではやるしかないって感じですんなり入れました。

──次節駒大戦に向けて
上行くためにも連敗できないんで、ここで連敗せず次勝てるように頑張ります。

 

宮沢監督

──試合を振り返って

立ち上がりにつきると思いますね。2失点してしまうとなかなか難しい。明治のいいところは、やっぱりたま際の強さ。 そこでやっぱりちょっと消極的だったなっていうところで、前半の真ん中ぐらいから戦えるようになってきてこっちに流れが来たなっていうところなんで、後半いい形で同点にできればっていうとこでした。 そこで逆に入れられてしまって感じでした。 明治の強度の高さ基準っていうのをやっぱりこれから我々も身につけないといけないし、これからどうつなげていくかっていうのが大事だと思います。

──前半、セットプレーでの失点から後半に修正が見られたと思うのですがどういった指示をしましたか

3ストーンのところを2ストーンにして、マンマークをもう1枚 増やしたっていうとこですね。失点のところで、フリーの選手に入れられてしまったので、そこにマンマークをつけるっていう形です。

──今季先制した試合で3勝を挙げていることについて

前半途中交代、杉山がいい形でボール運べたので、そこを起点にしながらっていうところで前半は終えたんですけど、後半選手も変えながら、 中間ポジションの間で受けて運んで、前進して相手の背後取りにいくっていうのは狙い通りでした。そこを決めきれたらと思います。

──次戦に向けて

次は駒澤さんなので、ロングボールはまた多くなってくると思うので、いい守備からいい攻撃につなげて、次は勝ち点3を取れるように、連敗しないようにしていきたいなと思います。

 

(記事:野田将吾、写真:関拓斗)

 

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<次節情報>

6/8(土)11:00 vs駒大 @ニッパツ三ッ沢球技場

 

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