2024年6月16日 桐蔭学園多目的グラウンド
▼スタメン
GK
岩瀬 陽(経3)
DF
長澤 圭剛(文4)
常藤 奏(経2)
原 圭佑(商3)
石橋 衡(文4)
MF
湯谷 杏吏(経4)→大窟 陽平(文4)
小川 嵩翔(商4)
家坂 葉光(文4)→岡野一 恭平(商1)
FW
加納 大(商4)→古川 大洋(経1)
星野 創輝(商4)→北浜 琉星(経2)
杉山 耀建(国経3)→新 鉄兵(商2)
▼試合結果
◯中大3―1桐蔭横浜大●
得点者:湯谷 杏吏 (前半31分)、加納 大(後半5分)、星野 創輝(後半17分)
前節駒大と対戦し、惜しくも引き分けた中大は次へとつながる勝利をつかむべく桐蔭横浜大戦に臨んだ。見事勝利し、中大は3試合ぶりの勝利を勝ち取った。
開始早々の前半2分、星野が仲間からのスルーパスを受け、シュートを打ったが相手ゴールキーパーに阻まれた。同12分、コーナーキックから相手のカウンターを受けたがシュートを阻止した。またその直後の同13分、コーナーキックから相手にチャンスを作られ、その後も一進一退の攻防が続いた。
そして、同31分に小川のフリーキックでファーサイドに蹴りそれを折り返してこぼれたボールを湯谷が押し込み先制点を奪う。しかしその5分後には桐蔭横浜大が立て続けにゴールに迫る。同39分中盤でボールを奪いカウンターから決定機を作るも点には結び付かず。前半の最後まで一進一退の攻防が続き、同45分桐蔭横浜大にクロスを上げられそのこぼれ球を押し込まれ前半終了間際に失点。そして、1-1で前半戦は終了した。
中大はハーフタイムに交代は入れずに後半を迎える。そして後半3分に加納のドリブルからチャンスをつくるも決まらず。
▲サイドでドリブルする加納
すると後半5分、ファールを受けた後の早いリスタートから右サイドに展開し長澤がグラウンダーのクロスを入れてそれに加納が合わせて勝ち越しに成功。
▲得点を決めた加納に集まるチームメイトたち
しかし同13分、桐蔭横浜大にサイドに展開されシュートまで持ち込まれたがクロスバーに救われた。なかなか追加点が奪えない中で、中大ベンチは同15分に大窟と新を投入する。そしてその2分後、ゴールキックから上手くつないで左サイドに展開し家坂のクロスに星野が合わせ、欲しかった追加点を奪う。
そして同22分に中大ベンチは古川を投入。同28分に3点目と同じ左サイドからクロスを入れるも合わずゴールには結びつかない。また同30分に星野がファールを受けフリーキックを獲得するが、小川のフリーキックは惜しくも合わず。同35分にコーナーキックからチャンスをつくるも決まらず。その後は相手に攻め込まれることが多く、同46分にクロスからシュートを打たれキーパーがセーブするも、こぼれ球を押し込まれてしまう。しかしこれはハンドで取り消し。そしてそのまま3-1で試合終了。終盤の失点が多かったなか、失点せずに守り切り、3試合ぶりの勝利となる。
▼試合後コメント
星野選手
——試合を振り返って
しっかり皆でポジティブなプレーで立ち上がりから飲み込んでいこうという意志を持ってプレーしたなかで、セットプレーから点を取れたというのはとても大きくて、ここからどんどん点を取って圧勝しようという意図でした。自分たちにはまだ隙があってちょっとしたミスから失点してしまって1-1で折り返したというのは、前節の駒澤戦から2点目を取れなくて追いつかれるという展開と同じで、でもそこで皆ネガティブにはならずにハーフタイムで、全員でポジティブな攻撃をして後半もまた立ち上がりから飲み込もうという意図を持って入りました。勝ち越しを決めることができてまた追加点を取れたのは、僕らの成長だと思うし、全員がポジティブなプレーを続けて体を張ってセカンドを拾い続けた結果だと思っていて、この試合はアミノ杯直前では大きな勝利だと思います。
——自身の得点シーンを振り返って
家坂がサイドでボールを持ったときは必ずクロスを上げてくるという風にお互い決めていて、良いボールが上がってくるのは分かっていたので、僕の手前にいるディフェンダーを越してピンポイントでボールがほしいという意図で本当にちょうど来たので流し込むだけでした。
——次の試合に向けて
まずアミノ杯が1個目のタイトルを取るチャンスなので、1回戦がどんな相手だろうと絶対に油断をせず手も抜かずに、また今日の試合からまた次の試合で成長することを繰り返してアミノ杯でタイトルを取ることができればいいなと思います。
(記事:木村匡翔、関拓斗 写真:関拓斗、大澤晶、木村匡翔)
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<次節情報>
7/13(土)18:00 vs流経大 @中央大学多摩キャンパスサッカー場