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加納の鮮やかな1発を守り切り2連勝!ー関東大学サッカーリーグ戦1部 第16節 桐蔭横浜大戦

2024年10月5日 中央大学多摩キャンパスサッカー場

 

▼スタメン

GK

岩瀬 陽(経3)

DF

長澤 圭剛(文4)

中嶋 基至(文4)

鈴木 登偉(商4)

大野 篤生(経4)

MF

湯谷 杏吏(経4)

小川 嵩翔(商4)

家坂 葉光(文4)

FW

持山 匡佑(商3)→田中 幹大(商3)

加納 大(商4)→古川 大洋(経1)

星野 創輝(商4)

 

試合結果

○中大1―0桐蔭横浜大⚫

得点者:加納 大(後半15分)

 

雨が降り続き視界と足元が悪い状態で迎えたリーグ戦第16節。中大は連勝を懸けホームで桐蔭横浜大を迎え撃つ。

 

開始早々、雨により足元が滑りボールのコントロールが効かなくなる様子が見られる。グラウンドのコンディションが悪い中、先に攻撃を仕掛けたのは桐蔭横浜大。ロングボールにヘディングで合わせゴールを狙われるが、GK岩瀬のセーブによって失点を免れた。

 

流れが相手に傾くが、前半17分、家坂が加納にパスを出し相手DFを切り崩す。正面からミドルシュートを狙うが惜しくも枠外にそれた。その後も相手に押される場面が続くも、ゴールは許さず堅い守備を見せつけた。前半は雨に苦しめられながらも失点はなく、ゲームを折り返す。

 

中大はハーフタイムに交代を入れずに後半を迎える。後半は互いにロングボールを蹴り合う展開が続き、後半12分に桐蔭横浜大にサイドからペナルティーエリアに侵入されチャンスを作られるが、ここは岩瀬が防ぐ。その直後にまたも桐蔭横浜大がロングボールから抜け出しゴールキーパーと1対1になるもまたも岩瀬が阻む。

ドリブルで運ぶ加納

そしてこの直後の同14分にゴールキックの流れから加納が一人で運んでシュートを放ち、これが決まって中大が先制する。その後も中大はロングボールを蹴り続け、同19分にカウンターでロングボールを蹴って星野に預けるとそこから連携で守りを崩し、シュートにつなげるが決められず。その直後にも自陣からつないで星野が抜け出すも惜しくもシュートにはつながらず。

ボールを奪いに行く星野

そして中大ベンチは同27分に田中を投入する。その後も中大は割り切った戦い方を続け、両チームともカウンターの機会が多く、一進一退の攻防が続いた。同39分には古川を投入する。中大はこの後も1点を守り切り、1-0で試合終了。雨が降ってコンディションが悪く難しい試合だったが、しっかりと守り切り2連勝を飾った。

 

試合後インタビュー

宮沢監督

̶̶今日の試合を振り返って

今日は雨でピッチコンションも悪い中、難しいゲームだったんですけど、粘り強く戦って1点をもぎ取って勝ち点3を取れたということを非常に嬉しく思います。選手が最後の最後まで頑張って、粘り強く戦ったので、勝ち点3を取れたんじゃないかなという風に思います。

̶̶天気が雨で、意識したことは

最初はいつも通りやったんですけど、ちょっと雨でボールが止まってしまったんで、もう割り切って、ロングボール入れながらやろうっていう、試合中には話しました。

̶̶ハーフタイムで伝えたこと

もう後半の戦いはもう割り切って、相手のコートでロングボールを入れながら、押し込んだ状況を作って、得点を奪おうっていうところですね。狙い通りのゴールを奪えたんじゃないかと思います。

̶̶ゴールシーンについて

本当、みんなの狙いが定まったというか。同じ画を描けて、点を取ってくれたんで非常に良かったと思います。

̶̶次節に向けて意気込み

2連勝できてるので、また連勝できるように駒沢大学と戦っていきたいと思います。前回は1対1、 最後の最後で同点されてしまったので、次は勝てるように、頑張りたいと思います。

 

加納選手

̶̶試合を振り返って

先週の国士舘大戦で良い形で勝利して、連勝しようとチーム全員で意気込んだんですけど、ピッチコンディションがあまり良くなくて、かなり割り切った試合にはなりました。難しい中みんなでつかみ取った1勝だと思います。

̶̶得点のシーンを振り返って

ゴールキックからこぼれてくるのは試合を通してずっと狙っていたので、良い形で星野選手がそらしてくれて、前向きになったので個人で仕掛けようと思って左足で振って良い形で入って、我慢強く戦っていた中の1点だったので価値が大きかったと思います。

̶̶次節への意気込み

駒澤大は前回引き分けていて、絶対勝たなければいけないですし、今チームは良い形で連勝していてさらに勢いづけるように頑張っていきたいと思います。

 

大野選手

̶̶試合を振り返って

前節のエネルギーをそのまま持ってきて良い入りを前半からすることができましたが、雨が降ってきて自分達のサッカーを選ぶか選ばないかとなったときに、そこで割り切るという判断を全員が異論なく納得してプレーできたことが良かったと思います。

̶̶ハーフタイムの監督からの指示

割り切ってやろうという話をされて、そのために全員が走ることをもう一度確認して、戦術よりも気持ちの整理や全員の心の向きを揃えました。

̶̶得点してからのチームの変化

蹴り合いの展開になって、ワンチャンスものにできるかどうかという中で、じっくりとそのワンチャンスを待てて決めることができて、特に話し合いとかは無くそこからは全員が守るよとなって、勝ちたいという思いが自然と全員の気持ちを作っていたと思います。

̶̶次節への意気込み

3連勝がかかっていて、連勝はどんどんしていきたいですし、終わって喜んでいる瞬間というのが一番気持ちいいので勝利の喜びをまた分かち合えるように1週間良い準備をして、前回の駒澤大戦は最後追いつかれて悔しい引き分けだったので、今回はしっかり勝ちきるように全員でまたやっていきたいと思います。

 

記事、写真:吉田弥生、木村匡翔)

 

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