2024年10月26日 中央大学多摩キャンパスサッカー場
▼スタメン
GK
岩瀬 陽(経3)
DF
常藤 奏(経2)
原 圭佑(商3)
鈴木 登偉(商4)
大野 篤生(経4)
MF
小川 嵩翔(商4)
家坂 葉光(文4)
田中 幹大(商3)→北浜 琉星(経2)
佐藤 陽輝(商2)
FW
加納 大(商4))→杉山 耀建(国経3)
持山 匡佑(商3)→古川 大洋(経1)
▼試合結果
- 中大0―2明大○
得点者:―
前節・流経大戦を落とし連勝を止められた中大は、首位の明大をホームに迎えた。
関東リーグ初出場となる佐藤、トップ起用の田中をスタメンに据えて試合に臨む。
▲初の先発出場を果たした佐藤
中大は序盤から首位相手にひかず、セットプレーなどからペナルティエリア内でチャンスをつくる。しかし同28分、右サイドをパスで崩されペナルティエリア内へ侵入されるピンチを迎える。GK岩瀬が相手との距離を詰めるも最後は中に折り返されゴールに流し込まれる。前節同様先制を許してしまいその後も悪い流れを断ち切れない。同41分に相手左サイドからクロスボールがペナルティエリア内で小川の手に当たってしまいPKを与える。このPKを沈められ前半終了間際に痛い追加点を許す。
▲ボールを持つ持山
苦しい状況で迎えた後半は攻勢を仕掛ける。後半5分、家坂が高い弾道のボールをゴール前に供給する。そのボールに大野が競り勝って折り返し、原が詰めるが惜しくもゴール右に外れる。最後は6分後には左サイドで家坂のパスに抜け出した持山が敵陣深くまで持ち上がる。ゴール前へのパスに田中が懸命に足を伸ばすがまたしてもゴール右へと流れてしまう。
▲トップ起用された田中
その後杉山、北浜、古川を投入するなど得点を狙うが、決定的なシーンをつくることができず、アディショナルタイムにはミドルシュートなどから逆にピンチを迎えてしまう。後半はスコアが動かないまま0―2で敗戦。リーグ戦連敗を喫した。
この試合では新戦力の台頭とともに、「中大らしいゲームができたと思う」と宮沢監督も手ごたえを口にしたが「決めきる力というのが足りなかった」と決定力の課題を嘆いた。明大の強さについては「ワンチャンスで決めてくる力がある」と語るように首位に君臨するチームの勝負強さを痛感するゲームとなった。
▼試合後コメント
宮沢監督
―佐藤選手や田中選手の起用について
流経大戦を振り返ってボランチのところで強度が足りなかったというところで、(佐藤)陽輝を初出場でチャレンジをさせました。彼はもうずっとサブであったりメンバーに入れなかったり悔しい思いをしてきたのですが、練習で頑張ってきたのでここでチャレンジさせようかなと思いました。そして(田中)幹大に関しては、(星野)創輝が怪我をしてしまったので急遽彼に託しました。
―攻撃面で足りなかった部分
前半もそうですし後半も決定機を作れたのでそこで決めきる力というのが足りなかったなというところです。 ボールを持ちながらいい前進をしていたのですが、最後の最後で決められるかどうかというところで明治はあのようにワンチャンスで決めてくる力があるので、そこは明治の強さではないかなと思います。
―前回の明大戦からの変化
前半戦で言うとなかなか自分たちのサッカーをできなかったので今日に関して言えば中大らしいゲームができたと思うのですが、勝負で勝たないと意味がないのでそこはもっと鍛えていかないといけないと思います。
(記事:山口周起 写真:山口周起)
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