2024年12月11日 中央大学多摩キャンパス
来季Ｊ３クラブであるAC長野パルセイロへの加入が内定している加納大（商４）、牧野虎太郎（経４）がＪリーグ内定選手記者会見に出席した。
加納大
▲質問に答える加納
以下、記者会見コメント全文
－初めの挨拶
AC長野パルセイロに内定しました加納大です。本日はよろしくお願いします。
－内定した今の気持ち
まずは憧れであったプロの舞台で自分が戦うことができて本当にほっとしていると同時に、ここまで支えてくれた家族だったり指導者だったり、スタッフ、チームメイトのおかげでこうやってプロの舞台に立つことができて、本当にその方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
－アピールポイント
プレーの特徴は、前を向いた時のゴールに向かうプレー、また両足どちらからもシュートを放つことができるプレーだと思うので、そこを最大限に生かしてプロの舞台でもたくさん点を取れるように頑張っていきたいと思います。
－目標とするサッカー選手、理由は
憧れとしている選手は、興梠慎三選手（元日本代表FW）です。特別なエピソードはないですが、プロの試合をたくさん見ている中で、あまり身長が高くない中で前線の選手としてオフザボールだったりシュートセンス、そういった技術を最大限に発揮してゴールを量産している、その技術だったりプレーというのが自分も前線をやっている身として学ぶべきところが多いなというところで、興梠選手が１番憧れている選手です。
－今後の目標
まず今後の１番の目標は、１試合でも多くチームの試合に関わること、スタメンで試合に出場することです。そしてチームの勝利に貢献すればチームの昇格に貢献できると思うので、そこを目標にやっていきたいと思います。
－練習に参加した際に感じたチームの雰囲気、刺激になった部分は
練習参加をして１番感じたことは選手間の雰囲気がすごくいいと感じて、選手それぞれがコミュニケーションを取り合っていますし仲がいいですし、そこに受け入れてくださって練習参加した身としてはやりやすかったなという印象です。
－チームを這い上がらせるための意気込み
自分としてできることをやり尽くして、プレーでもプレー以外でも全てにおいて全身全霊で身を粉にして捧げる、そういった覚悟でいます。特に自分の特徴を最大限に生かしてゴールやアシストでチームの勝利に貢献して、そして一つでも上の順位を目指す。そこが自分がやれることだと思っているので、勝利に貢献できるように頑張りたいと思います。
－中央大学の４年間で自分が最も成長したこと
試合に出られない時であったり、自分がうまくいっていない時の自分との向き合い方だと思っています。幼いころからサッカーをやってきて高校年代までは割と試合に絡んでいて、大学に入ってトップチームの試合にしっかり絡んだのは４年の途中からで、１年から３年までの間というのはあまり自分がうまくいかない時期であったり、チームの試合に絡めない時期が多かったです。その中でいかに試合に絡んでいけるように伸ばしていくかだったり、自分の闘志をどう燃やし続けるかというところ、なかなかそれがうまくいかない時期もありましたけど、ひたむきにやり続ける、うまくいかないときこそ逃げずに常に自分と向き合い続けるというところがとても大事だなと学びました。そこは今後も重要になってくるところだと思うのでさらに継続してやっていきたいですし、そこが自分が４年間で１番学んだところかなと思います。
◇加納大（かのうはる）◇
内定先：AC長野パルセイロ
生年月日：2002年９月13日
身長・体重：173㌢・73㌔
経歴：静岡学園高→中大
牧野虎太郎
▲質問に答える牧野
以下、記者会見コメント全文
－初めの挨拶
AC長野パルセイロに内定しました牧野虎太郎です。本日はよろしくお願いします。
－内定した今の気持ち
幼い頃からの夢であるプロサッカー選手という舞台に、歴史のある素晴らしいクラブであるAC長野パルセイロというチームでスタートできることはチームに感謝しています。そして私自身いろんな人に支えてもらっていましたし、それは両親含めコーチであったり小中高とたくさんの人が関わってきてくれました。リリースが出た際多く祝福のメッセージをいただいて、愛されているなと自覚を持ちましたし、その分責任というか活躍しなければいけないという自分の中で強い感情が生まれて、１年目から試合に関われるような、チームの勝利に貢献できるような選手になりたいと強く思っています。
－アピールポイント
アピールポイントとしましては、キック、ハイボール、クロスボールの処理というところになります。多くそれを見せて、試合で活躍していけたらなと思います。
－目標とするサッカー選手、理由は
目標とする選手は、エデルソン選手（ブラジル代表GK）です。特徴であるキックは自分の特徴とも合っていますし、その中であまりフォーカスはされないですが、世界トップクラスのゴールを守る能力、技術があり、チームの勝利のために多角面から貢献できる選手に自分もなりたいので、目標とする選手です。
－今後の目標
目標は、まずAC長野パルセイロがＪ３で優勝してＪ２に上がること、そしてそこに自分が関わって試合に出て、そこの目標にコミットしていくことが１番の目標です。
－練習に参加した際に感じたチームの雰囲気、刺激になった部分は
ゴールキーパーの練習では、そのころにはシュナイダーさん（シュナイダー潤之介GKコーチ）が闘病中で選手だけの練習になっていましたが、そのなかで田尻さん（田尻健選手）であったりが引っ張って練習をさせていただいて、何不自由なく自分のアピールができました。チームとしては勝っていない期間ではありましたが、一人一人が高い志を持ちながら一つでも多くの勝利をというところを見据えながら練習していたところに共感というか、自分がこのチームに入って戦いたいという思いがあったので、入団を決めました。
－チームを這い上がらせるための意気込み
まず自分が試合に出るということもそうですが、試合に関われない時期も必ずあると思います。その時の自分の立ち振る舞いであったりチームに与える影響だったりは、中央大学で学んだところもありますし、その前の前橋育英であったりいろんなところでそういう機会はあったので、そういうところで自分に何かできるところは少しでもチームに還元していきたいと思っています。
－中央大学の４年間で自分が最も成長したこと
大学で１番成長したなというところは、まず人間としてもサッカー選手としてもたくさんのことを学んで成長しましたが、共通するものとして言語化というところが自分の中では伸びたのではないかと考えています。何をするにも意味付けというか、練習一つとっても自分の行動一つ一つにどんな理由があってどういう考えがあってしているかという部分を考えて行動することによって、自分に返ってくるリターンというか、成長する幅、成長率というところはとても変わったところなのかなと思うので、成長できたところは言語化の部分なのかなと思います。
◇牧野虎太郎（まきのこたろう）◇
内定先：AC長野パルセイロ
生年月日：2002年７月13日
身長・体重：185㌢・80㌔
経歴：前橋育英高→中大
▲写真撮影時の加納（前列右端）、牧野（後列右から２人目）
（記事、写真：石井悠樹、琴寄永里加、渋谷海翔、関拓斗）
