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昨年王者を下し決勝進出を決めるー第66回関東地区大学準硬式野球選手権大会

2024年3月22日 東京都・上柚木公園野球場

  ここまでの3試合をすべてコールド勝ちと勢いに乗る中大。迎えた準決勝の相手は昨年今大会を制した強敵帝大だ。

先発は準々決勝に続き三浦凌輔(商1)。「全試合自分で投げるというか先発で行くくらいの意気込みで練習している」と監督の目に映る三浦はこの日も3回まで走者を一人も出さない圧巻の投球を見せる。

 ▲好投の先発三浦

試合が動いたのは3回裏。この回先頭の相野七音(文2)が2球目をセンターへ打ち返し、無死三塁のチャンスをつくる。その後岡部匡十(経1)がストレートの四球を選び無死一三塁とさらにチャンスを広げると続く松浦祥真(経2)が三塁方向にセーフティスクイズを決め先制に成功する。さらにその後功刀史也主将(文3)の犠飛で0-2とする。

▲先制打の松浦

4回表、先発三浦が適時打を浴び1点を失うものの、5回に酒井尋如(経2)の投手への適時内野安打、7回には山口剛大(文1)、佐竹秀也(商3)、高垣昂平(商3)の三者連続適時打など打線がつながりリードを広げる。チームのバッティングが好調な理由について酒井は「チームで決めごとをしていてそれを全員がしっかり守れているのでそれが結果につながっていると思う」と語った。

▲適時打を放った酒井

1-7で迎えた8回。この回からマウンドに上がった大山北斗(商2)が帝京打線を三者凡退で抑えると直後に村田慶二(商1)がレフトへ適時二塁打を放ちコールド勝ちを収めた。高垣は「今日は序盤から結構締まった試合だったので、自分たちがやりたいような目指すべきゲームができた」と試合を振り返った。

次戦の決勝の相手は法大。念願の日本一を目標に掲げる中大の全日本大会への切符獲得に期待がかかる。

◆試合結果◆
〇中大8x - 1帝大●(8回コールド)

チーム 123 456  789 =計

帝 大 000 1  0 0    0 0 0  =1

中 大    000    2 0 1    1 3 1x=8x

(記事:小泉百萌子、写真:高橋若夏)

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