2024年9月29日 国士舘大学多摩キャンパス
秋季リーグ最終戦。中大は春季リーグで惜しくも敗れた早大と対戦した。一進一退の攻防が続き、15ー13とリードで前半を終える。終始力強い攻撃を見せ33ー31で勝利。7勝1敗で秋季リーグ優勝を果たした。
▲シュートを打つ小沼優(文3)
早大先攻で試合開始。前半2分に中島大智(文2)が先制点を決める。序盤、両チームが交互に点を取る展開となり、油断できない拮抗した戦いが続く。11分頃に泉本心(法4)が敵陣に切り込み力強くシュート。その後も、扇谷蓮(商4)、中島らが相次いでシュートを決め、5連続得点で勢いに乗る。一時同点に追いつかれるも、鋭い攻撃と巧みな守備で逆転を許さず試合をリードし、前半を15ー13で終える。
▲秋季リーグを通して活躍を見せた泉本
後半、開始直後に先制点を奪われ、その後も点が遠のく。しかし、10分頃に泉本のアシストで扇谷が力強いシュートを放つ。泉本は「タイムアウトを取ってチームでどうするかを話し、自分たちでやろうと言ったことができたので点差が離れた」と振り返った。扇谷は怒涛の4連続シュートを決め、チームを活気づける。終盤タイムアウトを取り、その後の永森悠透(法1)、扇谷らのシュートで試合展開を有利に進める。実方監督はこの場面について「アドバイスだけ改めてして、(選手らが)その通りやってくれた」と話した。最終的に33ー31で勝利。秋季リーグ最終戦を白星で終えた。
▲シュートを決める蔦谷日向(法4)
実方監督は秋季リーグ戦の優勝がインカレのトーナメントで有利になることを踏まえ、「目標はインカレ優勝」と語った。泉本は「優勝できてインカレに向けて良い形で終われたので、インカレも引き続き四連覇を目指して頑張っていきたい」と力強く話した。
秋季リーグは7勝1敗で優勝し、勢いに乗る中大。11月開催のインカレでは中大史上初の四連覇を目指す。層の厚さを見せ、躍進を続けるハンドボール部に今後も注目だ。
◆試合結果◆
〇中大 33(15-13、18-18)31早大●
◆お知らせ◆
秋季リーグは全試合終了いたしました。
(記事:福島佳那子、写真:片岡芹菜)
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