2021年3月24日 横須賀スタジアム
勝てば決勝進出が決まる大一番。対戦相手は全試合で優勝候補日大を破った国士大。強敵相手にも中大らしい野球を展開し、終始試合のペースを握り圧倒し、決勝進出を決めた。
中大は初回、幸喜健太郎(商3)と中森至(経2)の1・2番コンビが連続安打で出塁すると、そこから相手のエラーなどが絡み幸先よく4点を先制する。続く2回にも藤森晃希(経3)のヒットからチャンスを広げ、中森、佐藤龍之介(商3)の連続タイムリーで2点を追加し、序盤で早くも試合の主導権を握る。
▲怪我明けから2試合連続でタイムリーを放った佐藤
中大の先発はエース近野佑樹(法3)。前回登板から中1日であったがその疲れを全く感じさせないピッチングで初回から0をスコワボードに刻んでいく。「よく頑張った」と池田監督もコメントするピッチングで7回93球1失点と今日もエースの貫禄を見せつけるピッチングを展開した。
▲中大の頼れるエース近野
打線はその後、5回・9回と中森のタイムリーで2点を追加する。中森はこの日5打数5安打3打点の大活躍を見せた。投手陣は8・9回と石井竜弥(商2)が相手の攻撃を0で抑えゲームセット。終始試合の主導権を渡さなかった中大が8-1で勝利した。
▲池田監督が「必要不可欠」と語る存在である中森
優勝すれば8月に開催予定の全国大会の出場も決まる今大会。明日も自分たちの野球を展開すれば、「関東制覇」と「全国大会出場」の称号は必ずやってくる。
◆試合結果◆
チーム 123 456 789=計
中 大 420 010 001=8
国士大 000 000 100=1
◆お知らせ◆
関東地区大学準硬式野球選手権大会の次戦は3月25日、上柚木公園野球場にて対國學院大戦となります。試合開始は13時を予定されています。
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部