2023年4月24日 スリーボンドベースボールパーク上柚木
今年3月開催の関東大会で優勝した帝京大との一戦。全国大会の切符をつかみたい中大としては負けるわけにはいかない今試合、エース石井竜弥(商4)の好投だけでな打線も繋がり勝利を掴んだ。
初回から試合は動いた。3番の小柳翼(商4)と4番山口剛大(1)の連続安打で二死一、二塁とすると、相手のミスの間に1点先制する。次に試合が動いたのは5回二死三塁のチャンスでここ数試合不調だった中森至(経4)が右適時打を放ち1点追加する。続く6回には山口が1Bから低めの打球をライト方向へ打ち、帝大のライトのミスにより三塁へ出塁する。続く岩井大和(2)が左適時打を放ち1点追加。バントやヒットで一死一、二塁とすると主将山崎大翔(商4)がバントを決め4-0と帝京大との点差を広げる。
▲「4番で使ってもらっているのでそこはあまり気負わずにプレイしています」と語った山口
先発のエース石井の好投が光った。今シーズンほとんど登板している石井だが帝京大打線を平均各回4人で抑える好投を見せ、7回無失点の成績でチームを勢い付けた。
▲春季リーグ戦ほとんど全試合に登板しているエース石井
8回にマウンドに上がったのは怪我明けの田中駿佑(商3)。先頭バッターに四球を与える厳しい立ち上がり。二者連続ヒットを許し帝京大に2点を与えてしまう。
悪い流れを断ち切りたい9回表、二死から中森が四球を選び進塁、その後盗塁し二死二塁のチャンスを作る。回に変わった小林洸誠(商4)の左適時打で一点を追加し、流れを帝京大に持っていかせなかった。
点差を守りたい9回裏に登板したのは大山北斗(商2)。安定した投球で帝大打線を三者凡退に抑え、勝利を決めた。
▲9回に登板した大山
7回無失点で13奪三振を奪った石井。5回の追加点を決めた中森。6回に川満剛(文4)がチャンスを広げ点を決めた山崎。9回に追加点を決めたい場面で追加点を決めた小林。今年は1年生の勢いがある中大準硬式野球部であるが、今試合は最上級の4年生が決めるところを決めきった試合となった。新入生も最上級生も活躍する今年のチームに期待が高まる。
◆試合結果◆
チーム 123 456 789=計
中 大 100 021 001=5
帝 大 000 000 020=4
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(記事:菅澤澪生、写真:菅澤澪生、丸尾彩華)