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完封リレーで勝利!準決勝進出を決めるー文部科学大臣杯 第76回全日本大学準硬式野球選手権大会

2024年8月26日 佐賀県・武雄市民球場

強い日差しが降り注ぐ中行われた準々決勝の相手は同志社大。なかなか安打が生まれない中チャンスをものにした中大が2-0で勝利。昨年に並ぶ準決勝に駒を進めた。

中大の先発は初戦の日大戦にも先発登板した田中駿佑(商4)。「全力で最後まで投げ切ろうと思って投げられた」と立ち上がりから安定したピッチングを見せる。

▲今大会2度目の先発となった田中

試合が動いたのは3回。岡部匡十(経2)、相野七音(文3)の打席で三塁手の連続エラー、その後死球などで一死満塁のチャンスをつくると、功刀史也(文4)がストレートの四球を選び、先制に成功する。さらにつづく佐竹秀也(商4)がレフトに犠飛を放ち追加点。この回ノーヒットで2点を獲得する。その後追加点が欲しい中大打線であったが、その後5回まで1安打に抑えこまれる。

しかし投手陣が粘りを見せる。5回にはここまで安定した投球を見せていた先発田中が3連続安打を許し、二死ながら満塁のピンチを招くが一塁走者が飛び出しタッチアウト。6回は2番手三橋朋徳(経4)が無失点に抑え、7回からは大山北斗(商3)が登板。8回には一死満塁とされるが沼澤梁成(商1)がセンターから強烈なバックホーム。好守備も光り無失点で切り抜ける。

▲好守の沼澤

さらにこの日大山は自身最速となる151kmを計測。「ガチガチに狙っていた」という大山の速球に場内がどよめいた。

▲最速151kmをマークした大山

「ピッチャーの枚数は他のチームより多い。ピッチャーが粘って勝つっていうのを考えてやって」きたという三橋の言葉通り、投手陣の層の厚さを見せつけた中大。明日、準々決勝をタイブレークで勝利し勢いに乗る愛知大に勝ち、優勝に王手をかけたい。

◆試合結果◆
●同志社大 0-2 中大○

同志社大 000 000 000|0
中  大 002 000 000|2

◆お知らせ◆
次戦は8月27日(曜日)に佐賀県立森林公園野球場(さがみどりの森球場)で行われる対愛知大戦です。

(記事:小泉百萌子、写真:浅野詩多、小泉百萌子)

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