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「応援される剣道部」へ 男子剣道、上々発進ー第66回関東学生剣道選手権大会

2021年5月19日 東京武道館

1年半ぶりの学生大会、となった個人戦の今大会。中大からは清家羅維主将(法4)、山崎将治(商4)、小川大輝(法3)、池田龍ノ介(法2)、藤田航洋(法2)、小畔直(法1)が出場し、清家主将、山崎、池田、藤田、小畔の5人が全日本出場を決めた。

現在、全日本団体戦2連覇中と大学トップレベルの強さを見せる中大剣道部。今回は3連覇を目指して主将としてチームを率いる清家主将に話を伺った。

 

(関東個人戦について)

「久しぶりの大会だったので、緊張プラス楽しみがありました。(大学の試合は)1年半ぶりだったので」

(どんな意識で大会に臨んだか)

「僕的には4年生最後の個人戦で、4年生で何人か出れない人もいたので、(全日本へ)上がらないといけないという意識はありました」

(出場選手の決定について)

「中大は1年生から4年生まででそれぞれ出られる人数が決まっているので、4年生が全員出られることは少ないですね」

(全日本出場は決定した)

「普通の結果ですよね(笑)。あと1回勝てば入賞というところで、普通の結果に終わってしまいました。次につながるとは思います」

(最近はコロナによる影響は)

「最近はあまりなかったです。部活生の体調不良者が出たときに休みがあったんですけど、コロナではなく熱だったので、大丈夫でした」

(今年の目標は)

「自分たちの最終的な目標は団体戦で勝つということなので個人戦で負けた選手も、次の日には団体戦に向けて切り替えられています。勝ちあがった人は全日本個人戦があるので、そこで結果残して団体戦に繋げていきたいです」

(チームを引っ張る立場になって変わったこと)

「やっぱり、責任や自覚は芽生えました。勝たなきゃいけないというプレッシャーを少し感じています。でも割と自分だけではなくて4年生の同期とか、3年生とかに助けてもらっているので、そこは大変ですけど、助けてもらってます。」

(チーム目標達成のためには)

「やっぱり団結力じゃないですか。個人個人の強さも大事ですけど、最終的には仲の良さ、チームワークというのが大事になってくると思います」

(上級生から学んだこと)

「自分が1年生、2年生で(団体戦で)優勝したときも、仲がすごい良かったので、そこが自分たちの勝因で味、色なのかなと思っていて、それは今年も同じで、厳しく楽しくという雰囲気でやっていければなと思います」

(理想は)

「一番は応援される剣道部を目指していきたいと思っています」

(応援される剣道部をつくるためには)

「まずは部員内から応援されること。そこから部外に応援してもらえるように、早朝入構するときに守衛さんに挨拶したり、職員さんに挨拶したり、できるだけ剣道部を周知させて剣道部の存在をいい形で見せていくことが重要だと思っています」

 

受け継がれる色と団体戦では無類の勝率を誇る清家主将を軸にした結束力を携えた剣道部に大きな期待がかかる。剣道部史上初となる「3連覇」に向けて、勝負の半年間が始まった。

♦試合結果♦

6回戦敗退 清家羅偉

5回戦敗退 池田龍之介

4回戦敗退 山崎将治

4回戦敗退 藤田航洋

4回戦敗退 小畔 直

2回戦敗退 小川大輝

 

記事:「中大スポーツ」新聞部