新型コロナウイルス感染拡大に伴い、明かりが消えたスポーツ界。大学スポーツも開催予定だった各大会の中止や延期といった影響を受けています。4年間というタイムリミットがある大学スポーツ。このような出口が見えない状況の中、大学生アスリートたちはどのような思いで1日1日を過ごしているのか。中スポを通して、この1年を戦う選手・スタッフの皆さんの声をお届けできればと思います。第15回は剣道部。主将の鈴木雄弥選手(法4)にお話をお伺いしました。
※この取材は5月11日に書面にて行われたものです
▲集合写真(写真提供=中大剣道部)
ーー今の剣道部の現状、部員の状況について教えてください
「現在寮生の多くは実家に帰省しており、剣道もできていない状況です」
ーー制約がある中でどのような取り組みをしていますか
「部員同士でトレーニング動画を送り合い、トレーニングの共有をしています」
ーー部員間のやり取りはできていますか、また指導者から言われたことはありますか
「LINEなどを使い、連絡を取り合っています。監督からは、今は我慢の時期だから自覚を持って行動しようと言われています」
ーー苦労していることや、逆に何かプラスに捉える面はありますか
「やはり剣道ができないということはとても辛いですが、剣道ができないからこそ他の部分、筋トレや体幹などに力を入れることができています」
ーー今後の予定やモチベーションは何ですか
「今後は、秋に行われる全国大会三連覇に向け各自できることをやりモチベーションにつなげています」
ーー新歓活動もままならない状況ですので、新入生に向けて何かありましたら
「一般生の部員も絶賛募集中です! 今年入学した方の入部希望の連絡も多く来ているので、皆様、少しでも興味が湧きましたら、公式TwitterからDMやメールでご連絡ください!」
ーーありがとうございました!
〈鈴木主将・プロフィール〉
なまえ:すずき ゆうや
生年月日:1998年7月27日
出身地/出身高校:愛知県/九州学院高
身長/体重:170cm/68kg
写真提供:剣道部
記事:「中大スポーツ」新聞部