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4得点での快勝で大会初勝利!!―第2回関東ラクロス春の最強決定戦

2025年3月16日 中央大学ラグビー場

初戦を落とした中大は16日、横国大との第2戦を迎えた。終始雨が降りしきる難しいコンディションだったが、4対2で勝利し今大会初勝利を飾った。

▲試合は終始雨が降り続いた

1Qは中盤相手に得点を許したが、その後は中大が攻めの姿勢を見せる。相手コートでのボール回しの時間帯が続く中、アタックの伊東俊介(経3)がゴールを決め同点に追いつく。「ディフェンスからオフェンスにボールをつなげるためのクリアを多く練習しました」とアタックの杉江悠平(商2)が語るように前節の獨協大戦の反省を生かしオフェンスがボールを持つ時間が長く続いた。

▲1Qは攻撃の時間が長く続く

2Qは1Qとは打って変わり横国大に攻められる時間帯が続く。その流れをどうにか変えたい中大は、迎えた3Q杉江がシュートを放ち点差を広げると、その数分後流れそのまま杉江が連続でゴールを決め3対1にする。しかし、後半にゴールを決められ1点差で最終4Qへ。

互いに次の1点が欲しい状況の中、このまま突き放したい中大は原滉士郎(法3)が値千金のゴールを決めると、ゴーリーの河原立(法3)を中心に守り切り4対2で今大会初勝利を挙げた。

▲ゴールが決まり喜ぶ選手たち

2得点を決めた杉江は「もっと決め切れる場面が多くあったのでより精度を高めていきたいと思います」とさらなる向上心を語ると、横田慈英主将(法3)も勝利につながった要因について「全員が『勝ち切る』意識をもって試合に臨めたこと」とし、チームとして着実に成長している実感があると手応えを語った。

◆選手コメント◆

横田慈英主将(法3)

―チームの勝利について
春リーグ2戦目での初勝利を素直にうれしく思います。特に雨という難しいコンディションの中でも、全員が勝ちにこだわって戦い切った結果だと思っています。この1勝がチームにとって大きな自信になりました。

―現時点でのチーム状況をどのように捉えているか
春リーグが始まり、少しずつチームとしての形が見えてきた段階だと感じています。まだまだ課題はありますが、試合ごとに成長している実感があり、これからの伸びしろに期待しています。

―勝利につながった要因はどんなところだと感じているか
全員が「勝ち切る」意識を持って試合に臨めたことが一番大きいと思います。特に守備の部分で粘り強く戦えたことが、勝利につながったと感じています。

―今シーズンの目標
「日本一」を目標に掲げています。春リーグはそのための大事なステップだと思っているので、この勝利の勢いを次戦以降に繋げ、チーム全員で目標達成に向かって進んでいきたいです。

杉江悠平(商3)

―試合を振り返って
相手に先制されオフェンスでのミスも多くあり、立ち上がりはうまくいきませんでした。しかし、ディフェンス陣が前半を1点で守りきりボールをオフェンスに供給してくれたおかげで少しずついいリズムの試合になりました。

―獨協大戦から修正した部分は
ディフェンスからオフェンスにボールをつなげるためのクリアを多く練習しました。獨協大戦ではディフェンスが相手からボールを奪ってもオフェンスにつなげる前にミスがありオフェンスの時間が少なかったですが、横国大戦では確実にオフェンスの機会を増やすことができました。

―2得点決めたが自身のプレーについて
2得点という結果が出てうれしく思います。自分自身は初戦は怪我で出れず横国大戦が予選となりましたが、しっかりと結果を残せて安心しています。ただ、もっと決め切れる場面が多くあったのでより精度うぃ高めていきたいと思います。

―次戦の明治学院大戦に向けて
大会が始まったばかりでまだ他の大学との差も少ないので、この一戦が大事になると思います。チーム一丸となって勝利を掴めるように頑張ります。

(記事:琴寄由佳梨、写真:酒井奏斗、橋本唯花)

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