2022年9月25日 朝鮮大学校グラウンド
有観客試合となり、多くのOBや関係者が見守る中行われた朝鮮大とのリーグ2戦目。攻めの姿勢を貫いた中大は11トライを決めて75-24と大差で勝利した。
▲スクラムで押し込む中大
中大のキックでスタートした前半。開始1分で試合は動いた。敵陣5㍍付近のラインアウトからモールを形成し、そのまま押し込んで光安喬平(法2)がトライ。津田貫汰(法4)のキックも成功する幸先の良いスタートとなった。開始11分には朝鮮大のトライが決まり5点を返されるも、相手ゴール前でモールを形成し押し込む形でリズムを作り、得点を量産する。前半34分には、敵陣でのマイボールスクラムを押し込み鈴木英次郎(文2)が5トライ目を決めるなど、フォワード陣の活躍が目立った。最後は朝鮮大にトライを決められるも、終始敵陣での試合を展開し、35ー12と危なげなく前半を終えた。
▲ラインアウトでボールをつかむ鈴木
後半も中大の勢いは衰えなかった。後半9分に水野陸(文3)がビックゲインし、そのまま走り抜けトライを決める。津田もキックを決め朝鮮大との点差を30点に広げる。後半16分に、敵陣ゴール前でのラインアウトからモールを形成し、アタックを継続。津田がトライを決め、その後のキックも決めた。後半20分に朝鮮大にアタックを許すも、すかさず後半23分に鈴木龍(文4)が大外ビックゲインし、野村幹太(法1)にオフロード。そのまま野村がトライを決め、朝鮮大に流れを渡さなかった。その後後半30分に、敵陣22㍍付近のラインアウトから吉田幸司(文3)が内へパスを放り、大竹幹太(文2)がビッグゲインしそのままトライ。津田も安定にキックを成功させ63‐19と点差を広げる。後半36分に朝鮮大がトライを決めるも、やはり中大は流れを渡さなかった。後半39分に吉田がビックゲインし、そのまま大外の小林大悟(文4)が走り込みトライ成功。山田翔平(文3)がキックを成功させる。後半43分には、ハーフウェイ付近のマイボールスクラムから野村が抜け出し、山田がオフロード。そのまま走り抜けトライ。その後のキックも成功させ、75-24で朝鮮大に勝利した。
▲敵のタックルをかわす大竹
秋季リーグいまだ黒星のない中大。現在、勝点10で専修大と並んで1位に位置している。次戦はいまだ勝点0の白鳳大との一戦。このまま首位をキープすることができるのか注目だ。
◆試合結果◆
〇中大75(35―12、40―12)24朝鮮大●
(記事、写真:大川穂乃佳、菅澤澪生)
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