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ビジターでも中大らしさ全開!完封でリーグ戦2勝目ー関東大学ラグビーリーグ戦2部 対国士舘大

2024年10月6日 東京都・国士舘大学グラウンド

前節の山学戦に惜敗し、1勝1敗で迎えた第3節は国士大戦。アウェーでも観客席からの多くの声援が飛ぶ中、中大は大量得点で相手を圧倒し97―0で勝利を飾った。 

中大のキックで試合開始。前半から試合が動く。前半8分、敵陣5mのラインアウトからモールを形成するとそのまま押し込み光安喬平(法4)がトライ。キックは失敗し5―0となる。

直後、ターンオーバー。パスを受け取った水野拓(文2)がそのまま走り切りトライを決めた。吉田勇仁(文3)のキックも成功し、12―0となる。

▲コンバージョンキックに成功した吉田

前半15分、自陣10mからアタックを継続。迫中一斗(文2)がゲインラインを突破し、サポートの野村幹太(法3)へとうまくつなぎそのままトライを決めた。キックも成功し19ー0となった。

その後も21分、24分に得点を重ね、相手を引き離す。

前半29分、ハーフウェイ付近からのマイボールスクラムからアタックを展開し、うまく間を抜いた吉田勇が大外の水野までロングパス。そのまま走り切りトライ、キックは失敗し38ー0となった。

前半終了間近に敵陣5mのマイボールスクラムでペナルティーを獲得した中大は山﨑祥希(経4)がタップでリスタートに成功し、その後も攻撃を重ね最後は光安がトライ。キックも成功し45―0で前半を終えた。

▲光安はトライを決めた

国士舘大学のキックで後半戦が開始。

前半に続き、安定したプレーが続く。後半戦は前半より得点を伸ばし、全部で12トライを決める。

後半4分、山﨑が相手のフリーキックからボールを奪い、素早いパスで外へ展開し、吉田晃己(法1)が12トライ目を決める。キックも成功させ97ー0で勝利した。最後までチーム全体が集中を切らさずミスのないナイスゲームであった。

▲ラインアウトが冴えた

◆試合結果◆
〇中大 97(45ー0、52ー0)0 国士舘大●

 

◆コメント◆
選手名 榎田大志(法3)、野村幹太(法3)

ー今日の試合はどのような気持ちで臨んだのか

榎田

「第2節の方が敗戦で気持ち的にも落ちてて、あとはもう規律だったり、自分がミスを犯した場所をどう修正するかというところを意識して、あまり相手の強さに関係なく自分と向き合って挑みました」

野村

「前回の試合はペナルティがすごく多く取られた試合だったので、やっぱり規律をしっかり守って今回の試合を挑もうっていうこと話してて、今回の試合でやっぱ自分たちが犯したペナルティーっていうのは少なかったので、そこが修正できて良かったなって思いました」

ー後半の入りに関して意識して取り組んだことはあるか

榎田

「全体的にやっぱり点差がついてくると浮きしだすというか、その全体的にふわふわした気持ちになっちゃうところを、そのハーフタイムの時に一喝入れて、もう1回自分のその反省点に立ち返るってのを 全員が意識して、気持ちを引き締めてできたなと思います」

野村

「被っちゃうんですけど、前半の終わりに、ハーフタイムでしっかり後半、前回の試合みたいにならないように、 しっかりもう1回、0対0の気持ちでしっかり挑もうっていう話をしました」

ー今日の試合の大差の要因は

榎田

「やっぱり自分たちがペナルティーをしなかったっていうのが大きいなと思って。今までの試合はペナルティーを自分たちがしてしまって、相手のペースに飲まれたり、そのイーブンなペースを取られてたんですけど、 今は自分たちがペナルティを取らず、その陣地も相手にずっといることで、その相手の気持ちを折れて、自分たちがアタックできたってのが大きかったなと思います」

野村

「継続すればどんな相手にも取れるっていう自信はあったんで、そこが継続したら取れる、取れたのがやっぱ今日大差の要因だったのかなと思います」

ー自身のベストプレーは。

榎田

「ベストプレーで言うと、やっぱり自分はプロップなのでスクラムですね」

野村

「自分はトライとったシーンで、しっかり継続して、最後仲間が繋いできたボールをしっかり自分がトライできたところだと思います」

ー次戦に向けて一言

榎田

「この大差に満足せずに、また自分たちの反省点見つけて、それに立ち返って、またフレッシュな気持ちで挑んでいけたらなと思います」

野村

「やっぱり今回の試合の反省会しっかり出して、今週しっかり修正して、次の試合にもう1回シャットアウトできるように頑張りたいと思います」

 

本領を発揮し、国士大にわずかな隙すら与えずに快勝した中大。中大は現在4位に位置しており、3位とは3点差だ。勝利はもちろんのこと、点差やトライ数も重要になってくる。好調を維持し、次戦でも点差をつけて勝利できるか注目したい。

 

◆お知らせ◆
次戦は10月13日(日曜日)に中央大学グラウンドで行われる対朝鮮大戦です。

(記事・写真:小林想、加清容子、福田菜緒)

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