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ルーキー4人がマルチ安打でコールド快勝!-令和7年度東都学生軟式野球連盟秋季リーグ戦 対専大

2025年10月14日 埼玉県・朝霞中央公園野球場

秋季リーグ連覇を目指す中大は優勝に向けて負けられない専大戦に臨んだ。試合は堅守猛攻、1年生も躍動でコールド勝ちという今季の中大を象徴するような展開で快勝。優勝に望みをつなぎ全勝でリーグ首位を走る明学大を猛追する。

 

この日の中大打線には海老沼樹喜(経3)、片倉裕文(法3)以外が1,2年生という新鮮な面々が並んだ。先発は全日本大会最優秀投手賞に輝いた中田千晴(経3)が務めた。1,2年生の活躍が目立つ今季であるが中田が3年生としての意地を見せる好投を披露。中田はランナーこそ許したが2つの併殺を奪うなど打たせて取るピッチングで5回を無失点で切り抜ける。

打線は3回表、エラーとこの日4番に抜擢された大野友也(商1)の安打で一死2,3塁のチャンスを作ると5番井上湊(商1)がセンターの頭を超える2点適時二塁打を放ち先制に成功する。井上は先制打を振り返り「これをつなぐ意識で入って、うまく打てた」と語った。その後、さらに村田大晴(経1)にも適時打が生まれ1点を追加。序盤3回に1年生の3安打で3点を先制した。

先制打を放つ井上

中大は4回表も攻撃の手を緩めない。先頭香川太佑(経2)が二塁打で出塁すると、続く藤井拓海(経1)がスライダーをうまくバットにのせ2点本塁打を放つ。続く海老沼も三塁打と再びのチャンスを作ると、大野がこの試合2本目となる安打がタイムリーに。中大はこの回さらに3点を追加しスコアは6-0となる。

四回表、藤井は2点本塁打を放ち、ベンチとハイタッチ

なおも続く5回表、1年生の躍動が止まらない。先頭村田がライト前に運ぶと片倉がライトの頭を超すタイムリー。さらに四球で一死2,3塁と攻め立て、前の打席本塁打の藤井がバッターボックスに立つ。藤井の当たりはセンターへ走者一掃の2点タイムリーとなり勝負を決めた。この日2安打4打点と暴れた藤井は試合後「チームで優勝目指して活躍できるような結果を残したい」と頼もしく語った。

▲四番としてマルチヒットを放った大野

▲2安打を放つ村田

7回裏に守備の乱れで1点を失うも、試合は9-1で規定により中大が7回コールドで勝利した。

秋季リーグ優勝には残り2試合を全勝することが絶対条件。歴戦の3年生に期待の新星たちが加わった今までと一味も二味も違う中大ナインの負けられない戦いは続く。

 

◆試合結果◆
〇中大9 -1 専大● 規定により7回コールド

チーム 123 456 789 計

中 大 003 330 0  =9

専 大 000 000 1☓  =1

 

◆お知らせ◆
次戦は10月29日(水曜日)に戸田北部公園野球場で行われる新人戦2回戦となる対国学大戦です。

(記事:湊谷昂太郎、小林想 写真:湊谷昂太郎、大澤晶)

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