2025年6月6日〜8日 東京アクアティクスセンター
競泳の東京都選手権は8日閉幕し、中大勢は金2、銀1、銅4と計7個のメダルを獲得した。世界選手権(シンガポール)代表の村佐達也(総1=イトマン東京)が、自由形で100mと200mの2種目を制した。
▲自由形で100mと200mの2種目を制した村佐(中央)
村佐は、3月に中大を卒業した池本凪沙(イトマン東京)らと、日本代表として今大会に出場している。初日には、第1泳者を務めた800m自由形リレーで自己ベストの1分45秒35をマークし、チームは7分8秒83の日本学生新記録を樹立。その後も、2日目の200mを1分46秒34で制し、最終日の100mも48秒83で優勝した。
大会期間中は他の代表選手と五輪選手村を想定した施設で共同生活を送っており、200mの決勝後に取材に応じた村佐は、慣れない環境で前日「あまり寝られなかった」とも。レース内容には「満足しない」としたが、それでも「ラップを見た感じ、150mまでは(ベストと)ほぼ一緒」というタイムにまとめた。
▲200m自由形決勝を泳ぐ村佐
女子200m平泳ぎは、楠田夢乃(文2=藤村SS)が2分28秒25で2位だった。150mまでトップで折り返すも、終盤に強い加藤心冨(スウィン鴻巣)に追い上げられ、惜しくも競り負けた。
男子200m個人メドレー決勝は、橋本英明(総1)が上田滉貴(総3=イトマン東京)、福田乃斗(商2)との中大勢対決を制し、2分2秒31の3位に。上田が4位、福田が5位と続いた。
▲女子200m平泳ぎで2位の楠田
このほか、男子は1500m自由形で中山響(総3=イトマン東京)が3位。女子は200mバタフライで弘中花音(文2=イトマン東京)が、同50mで長谷川葉月(文3=イトマン東京)が3位に入った。
全競技結果は次ページの通り。