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ストレート勝ちでリーグ4連勝!ー関東学生卓球秋季リーグ戦対大正大

9月11日 和光市総合体育館

 

リーグ前半戦を3戦全勝と調子よく勝ち進んできた中大。後半戦一発目は今秋から1部リーグに昇格した大正大。「ずっと1部にいる中大が負けちゃいけない」(浅津碧利・文1)と意気込み臨んだ今試合は、一人も試合を落とすことなく4-0のストレートで勝利を収めた。

 

▲バックハンドで球を返す一ノ瀬拓巳主将(法4)

 

トップバッターを務めたのは今季リーグ個人戦未だ負けなしの浅津。危なげない試合運びで勝ち点を重ねていき、第1セットを先取する。続く第2セットも相手を寄せ付けない気迫あるプレーで圧倒し、11-1と完勝。最終セットとなった第3セットでも、勢いそのままに着々と得点を重ねると11-4でまたも勝利。出だしを3-0のストレート勝ちで収め気持ちの良いスタートダッシュを切った。

 

2番手はエースの一ノ瀬主将。第1セットはデュースにもつれる接戦となったが、終盤では実力を見せ12-10で勝利を飾った。しかし第2セットは想像を上回る相手の強さに「勢いで持っていかれた」(一ノ瀬主将)、4-11でセットを落としてしまう。勢いを取り戻すべく臨んだ第3セット。取っては取られのシーソーゲームの中、最後は逃げ切り11-9で取り返す。勝負の第4セットではまたもデュースとなり勝敗の行方が分からなくなるも、長く続いたラリーを制し13-11で粘り勝ち。一度はピンチに陥るも、「気迫で取り返した」(一ノ瀬主将)試合となった。

 

今季リーグ初出場の柏友貴(法2)

 

3番手を担ったのは「個人では去年の秋から勝てていなかった」という柏。滑り出しは調子が出ず、第1、第2セットをともに9-11と接戦で落とし崖っぷちに立たされてしまう。しかし第3セットでは持ち前の勝負強さと気持ちの強さでプレーを展開し、11-6で勝利。調子を取り戻した柏は続く第4セットでも相手のペースから脱却し、11-8とさらに駒を進める。次を取った方が勝ちという緊張の第5セット。リードを保ち柏の6点目が決まったところで大正大のタイムアウト。相手も負けられない状況の中、最後は突き放す形で11-6と白星を飾った。0-2と絶体絶命のピンチを自ら立て直し見事に逆転勝利を収めた柏は、「最初は緊張していたがだんだん足が動くようになった。1年ぶりに勝ててうれしい」と笑みをこぼした。ここで中大3-0大正大と勝利へ王手がかかる。

 

1年生ながら大活躍の浅津・小野寺翔平(法1)組

 

「1年生だから負けてもしょうがないという言い訳はできない」(小野寺)と、とにかく勝つことを意識して臨んだダブルス。第1、第2セットをともに快勝で収めると勝負にリーチをかける。しかし第3セットでは終盤に失速し、8-11で敗戦。立て直しを図るべくお互いに声を掛け合った。勝って終わるべく挑んだ第4セットでは、序盤からリードを保つと流れを絶つことなく最後は11-6で勝利。第3セット目こそ落としたものの、最後は期待通りきっちりと勝利を収めた。

 

明日はいよいよ明大、早大の上位校との戦いだ。「期待や信頼を踏みにじらないように一戦一戦戦っている」とリーグ戦にかける熱い思いを語った浅津。「一人一人の役割を果たせれば勝つチャンスはある」(小野寺)。優勝を目指し、「挑戦者の気持ちで」(一ノ瀬主将)明日の試合へと臨む。中大の歴史を刻む第一歩となるか。熱き中大戦士たちから目が離せない。

 

◆大会結果◆

○中大4ー0大正大●

▼詳細結果

○浅津3ー0浅利●

○一ノ瀬主将3ー1船山●

○柏3ー2湯本●

○浅津・小野寺組3ー1湯本・山田組●

 

次戦は9月12日(木)、所沢市民体育館にて対明大戦、対早大戦が行われます。応援よろしくお願いします!

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部