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【第170号掲載記事・バレーボール部】中大バレー部から3人のVリーガーが誕生!

中大バレー部から3人のVリーガーが誕生!元主将の山岸隼(法)はVC長野トライデンツ、鍬田憲伸(法)はサントリーサンバーズに、伊藤洸貴(経)は大分三好ヴァイセアドラーにそれぞれ内定。今シーズンからはV1リーグという新たなステージに進む。

※「中大スポーツ」第170号終面の本文を掲載しております。

◇   ◇   ◇

 

同期の存在

 高校時代から実力を発揮してきた4年生は、「自分たちのやりたいことができると思って選びました」(伊藤)と、期待に胸を膨らませ、中大バレー部に入部した。しかし、寮生活や練習の日々は想像以上に過酷なものだったという。4年間の競技生活で苦労したことを聞くと、全員が口を揃え、1年次の下積みだと答えた。「1年生には色んな仕事があるんですよ。 まじでやめようかなって」(鍬田)と答えるなど、その苦労は計り知れない。さらに、3、4年次にはコロナウイルスの影響で、大会の延期や中止に見舞われ、激動の競技生活を過ごすこととなった。伊藤はそんな苦楽を共にした同期を、何も隠さずにいられる、兄弟みたいな存在だと笑顔で語った。

 最後の1年

 ラストイヤーとなった昨年は「出られなかった4年生たちの分まで背負って絶対に日本一にならないといけないという思いで練習してきた」(鍬田)と振り返るように、ラストイヤーにかけた思いは並大抵のものではない。コロナ禍で練習が思うようにいかない中でも、チームの勝利を目指し、ひたむきに努力を重ねた。「大学日本一」という目標にあと一歩届かなかったものの、組織力を意識した中大バレーを繰り広げ、秋季リーグ戦、インカレ共に3位入賞を果たすなど目覚ましい活躍を見せた。

プロへの道

 今年は3人の選手がV1のチームの内定を獲得した。山岸は、VC長野トライデンツに内定。「体が持つまで、飛べなくなるまで頑張りたい」と意気込みを語った。伊藤は、大分三好ヴァイセアドラーに内定。今年度中のレギュラー獲得を目標に掲げた。そして、エース鍬田はサントリーサンバーズに内定。チームでの活躍を約束した。チームに合流した選手たちは早速試合に出場。華々しくVリーグデビューを果たした。彼らの新天地での活躍に期待するとともに、4年生の日本一への執念を引き継いだ、新世代バレーボール部の活躍を今後も追っていく。

記事:佐藤ちひろ

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2022年4月2日(土)付で「中大スポーツ」第170号を発行いたしました。詳細はこちら