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ついにインカレ開幕!山本主将「勝ちに行く」─第76回秩父宮賜杯全日本バレーボール大学男子選手権大会 ミキプルーンスーパーカレッジバレー2023 対北翔大戦

2023年11月28日 エスフォルタ八王子

スタメン(サーブローテーション順)

10 OH   柿崎晃(商3)

7MB   澤田晶(総3)

16 OH   梅本春之助(総2)

2OH   藤原直也(経4)

9MB   山根大幸(商3)

11 S   村上連(経3)

1L   山本涼(経4)

 

ついに、全日本インカレの幕が開けた。昨年度、秋リーグ全勝優勝で勢いをつけて臨んだものの結果はベスト16。今年こそ1年間掲げてきた「日本一」に。その初戦は北海道大学バレーボール男女選手権大会優勝に輝いた北翔大。やや初戦の硬さが見られる場面もあったが3-0でストレート勝利。4年生の新條莉希(経4)、髙橋健太(商4)、鈴木駿太(文4)も途中出場し、チームの勝利に貢献した。

 

1セット目は相手のサーブミスから、柿崎のサービスエースでスタートを切る。村上のブロックや澤田、山根のクイックで得点を重ねるも点差はあまり開かない。16―14、村上サーブでブレイクし一気に突き放し20点台に乗った。終盤鈴木がサーバーとして入るも、得点にはつながらず。最後は山根の得点で1セット目を25-18で勝ち取った。

▲山根のクイック

 

2セット目は山本のセットを藤原が打ち切り1点目を獲得。このセットは山根のブロックが光り得点を量産。19-10で新條が村上に代わりコートイン。続けてセッター高橋もコートに入り試合を動かす。23-11で新條が得点し、勢いそのまま柿崎の得点で25-13。この試合に王手をかけた。

藤原のスパイク

 

サービスエースが多く見られた3セット目。硬さが取れたのかミスが減り、攻めたサーブが得点につながる。梅本、藤原、山根、坪谷悠翔(文2)、澤田の5人がサーブで得点。序盤から点差が開き、高橋、坪谷、新條、舛本颯真(総1)、山﨑真裕(総3)がコートイン。25-13とリードを保ち勝利し、チームの総力が垣間見えた。

得点を喜ぶ梅本

 

1試合も負けられないこの戦い、「勝ちに行きますけど、悔いないように一試合一試合やっていきたい」(山本主将)「一戦一戦目の前の相手を倒していかないと。去年は16で終わってしまったので、目の前の1戦を勝ち切りたい」(藤原)とチームをけん引する2人はこう語った。この約1週間、試合が続いていくが「4年生は自分と藤原しか出てないですけど、他のいつも支えてくれるメンバーへの恩返しは勝って返せると思うので、優勝してみんなで笑って終わりたいと思います!」(山本主将)と笑顔を咲かせるために、中大バレー部全員で「日本一」に向け駆け抜ける。

 

◆試合結果◆
〇中大 3-0北翔大●(25-18、25-13、25-13)

◆番外編コメント◆
JTEKT STINGSへの入部が発表された#2 藤原直也選手

──内定の心境
V1という素晴らしい環境でできることに感謝し、自分が持ってる力をチームで出してジェイテクトでもしっかり試合に出てチームを勝たせられるような選手になっていきたいと思います

◆お知らせ◆
次戦は11月29日(水曜日)にエスフォルタ八王子Gコート1試合目で行われる対東京学芸大戦です。

(記事:守屋七菜、写真:守屋七菜)

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