2024年5月11日 日本体育大学健志台キャンバス米本記念体育館
スタメン(サーブローテーション順)
1 OH 柿崎晃(商4)
3 MB 山﨑真裕(総4)
10 OH 梅本春之助(総3)
18 OH 舛本颯真(総2)
4 MB 山根大幸(商4)
5 S 村上連(経4)
20 L 土井 柊汰(文2)
12 L 山田凛久(商3)
春季リーグ第8戦目の相手はここまで全勝の早大。互いにセットを奪い合う展開になるも「負けの姿勢にならず攻め続け」(柿崎主将)、フルセットの末、見事早大相手に勝利を収めた。
▲レシーブをする舛本
中大の先制点で始まった第1セット。開始直後から梅本と舛本らがブロックアウトや強烈なスパイクで巧みに得点を重ねる。「やっぱりブロックが高い」(村上)と振り返るように、相手の高いブロックに何度もスパイクを止められ苦戦を強いられるも、勢いを落とすことなく25-17で第1セットを先取した。
▲スパイクを打つ梅本
続く第2セットは序盤から早大に連続で点を決められ、早々に中大はタイムアウトを取る。その後も相手の勢いは止まらず、次第に点差を広げられていく。後半、山根がサービスエースを決め、相手のミスも重なり巻き返した。しかし、そのまま相手にリードを許し20-25で第2セットを落とした。
▲トスを上げる村上
取り返したい第3セット。セット序盤から中大は4連続ポイントを決め、相手にタイムアウトを取らせる。タイムアウト明けも流れに乗ったまま、柿崎を中心に得点を重ね徐々にリードを広げていく。後半も勢いを落とすことなく、相手に10点差を付けて第3セットを奪った。
▲ガッツポーズをする柿崎
第4セットでは、第3セットの流れをそのままに高いブロック相手にスパイクを決め切る。中盤では5点差を付けてリードする中大。しかし、中盤早大が連続で得点を決め、流れをつかまれる。中大はタイムアウトを使い切るも相手の勢いはさらに増し、20-25で第4セットを落とした。
▲喜ぶ選手たち
勝敗を決める第5セット。相手に先制点を取られるも、どちらのチームでもスーパーレシーブが炸裂した長いラリーを中大が制する。その後も互いに一歩も譲らない展開が続く。最後は舛本が強烈なスパイクを決め、見事第5セットを勝ち取った。
フルセットの激戦の末、勝利をつかみ取った中大は、第8戦を終えて春季リーグ7勝1敗となった。今季の目標である優勝に一歩近づいた中大に期待がかかる。
◆コメント◆
──今日の試合を振り返って
柿崎:早稲田大学さんは本当に1敗もしてないチームで全勝してたチームだったので、それに対して自分たちでチャレンジャーとして、立ち向かったというのは、最後の最後で勝ちきれた要因かなと思います。
村上:自分たちの目標は4冠で早稲田は今1位ってことで、しっかりそこを1位相手に勝ち切れたのがよかったと思います。
──次戦に向けての意気込み
柿崎:明日は東海大学さんとの試合で、同じ状況の1敗しかしてないチームなので、それに対して自分たちがもう一度挑戦者の気持ちを持って、これからもやって、残り3試合でもう春季リーグも終わりを迎えてるので、最後まで全力でチーム全体で戦っていけたらいいかなと思います。
村上:この結果は自信に繋がると思うんですけど、そこを過言せずに、また明日1からしっかり自分たちのバレーができるように頑張りたいと思います。
◆試合結果◆
〇中大 3 (25-17、20-25、25-15、20-25、15-12) 2 早大●
◆お知らせ◆
次戦は5月12日(日)に日本体育大学健志台キャンバス米本記念体育館で行われる対東海大戦です。
(記事:松浦有紗、写真:塚越香都、藤野真紘)
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