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フルセットの激闘を制し、2連勝とリーグ戦に勢いをつけた─ 2025年度春季関東大学バレーボールリーグ戦 対学芸大戦

2025年4月20日 順天堂大学さくらキャンパス第3体育館

 

スタメン(サーブローテーション順)

1 OH   坪谷悠翔(文4)

18 MB   秋本悠月(総2)

3 OH   梅本春之助(総4)

10 OH   舛本颯真(総3)

7 MB   伊藤蒼眞(総3)

24   S  中村悠暉(総1)

12   L  土井柊汰(文3)

27   L  栗原 陽(文1)

春季リーグ4戦目、前回の勢いそのままに2勝目を飾りたい中大は学芸大と対戦。最初から最後まで互いに譲らない大接戦の末、最後まで繋ぎきった中大が見事試合を制しリーグ2勝目を飾った。

 

中大サーブから試合は開始。試合の流れを掴みたい両校は序盤から互いに譲らず、点を取られては取り返す展開が続く。中大は梅本、舛本を中心とした攻撃に加え、秋本によるブロックで点を重ねていき徐々に点差を開いていく。しかし終盤で相手に2回サービスエースを許してしまい、1セット目からデュースの接戦となる。苦しい状況に持ち込まれたが最後は梅本によるサービスエースで勢いを取り戻し、29ー27でセットを勝ち取った。

▲点数を決め喜ぶ秋本

 

ノーマークになった秋本がコート中央を切り裂くような強烈なスパイクを叩き込み、第2セットが始まった。第1セット同様、どちらも譲らないシーソーゲームとなる。伊藤の連続サービスエースでブレイクを獲得し、16-15と逆転。ここから流れをつかみたい中大であったが、タイムを2度取るも体制を整えることができず、23-25で第2セットを落とした。

 

試合の明暗を分ける第3セット。始まってすぐは相手にリードを許すも舛本のブロックやサーブで崩しての得点など、多様な攻撃で中大もくらいついていく。またしても接戦、点取り合戦が続き一回のラリーが長くなる場面も増えていった。試合が進むにつれ相手のミスが目立つようになり、そこを見逃さなかった中大が一気に点を取り25ー20で第3セットを取った。

▲互いを鼓舞し合う選手たち

 

第4セット、梅本が強烈なスパイクだけではなく、緩急をつけたサーブで相手を翻弄し、6-2と突き放しにかかる。しかし試合後半、ブレイクを許し17-15と2点差に迫られ中大がタイムを取った。立て直しを測るものの、徐々に点差が縮んでいく。学芸大の強烈なサーブに苦しめられ、17-25と勝負は第5セットに持ち込まれた。

 

勝負の第5セット、1点の重みが一気に増す状況で舛本が驚異的な繋ぎを見せ、中大に流れが傾いていく。8ー4でコートチェンジを迎えるが学芸大も譲らない。その後、試合は大混戦となりラリーの間の時間が長くなる、1点差まで迫られるなど厳しい展開となっていく。そんな中でも中大は集中力を切らすことなく着実に点を重ねていき、最後は舛本の強烈なスパイクで15ー13、試合を制した。

▲ラストポイントを取り切った舛本

 

「上手くいったところもいかなかったところも同じで、ファーストボールとセカンドボールがしっかりできているかどうかだった」(坪谷)と振り返った今試合。今週勝ち取った2勝を糧に次戦に向け進んでいく。

▲コート外のチームメイトとともに喜ぶ坪谷

 

 

◆試合結果◆
〇中大 3(29-27、23-25、25-20、17-25、15-13)2 学芸大●

 

◆お知らせ◆
次戦は4月26日(土)に東海大学湘南キャンパスで行われる対法大戦です。

 

(記事、写真:今村志歩、塚越香都)

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