2026年10月17日 小田原アリーナ
秋季リーグ戦も佳境の第9戦。相手は駒大。鋭いスパイクや堅いブロックに苦戦を強いられながらも、フルセットにもつれ込む大激戦を制した。
スターティングメンバー
#4 OH 笹本穏(総4)
#5 OH 舛本颯真(総4)
#6 S 藤井千丸(経4)
#12 MB 秋本悠月(総3)
#13 OP 尾藤大輝(経3)
#17 MB 神﨑優(総2)
#1 L 土井柊汰(文4)
第1セット、相手に先取点を許すものの、すぐさま舛本のフェイントで奪い返す。その後、舛本がブロックにスパイクに奮闘し4連続得点を奪い9−5と離すと、すかさず駒大は1回目のタイムアウトを要求した。その後は一進一退の攻防が続くが、17ー11から相手に4連続得点を許してしまうと逆にタイムアウトを余儀なくされる。しかし流れが相手にいきそうな中で、レシーブが甘くなったのを尾藤が逃さずダイレクトで叩き込み、続いてサービスエースを決め再び流れを引き寄せる。駒大もなんとか追いすがるがそれを振り切り、25ー23で第1セットを先取した。

▲ガッツポーズを見せる舛本
第2セット、このまま引き離したい中大はいきなり神﨑のスパイクで先制する。笹本のスパイクでレシーブが甘くなったところをこの日誕生日を迎えた藤井がダイレクトで仕留める。しかし、その後相手のスパイクやブロックに苦しめられて点差を広げられる。するとセッターを中村悠暉(総2)へと交代し、攻撃の舵取りを任せる。16ー21と最大5点差が尾藤のスパイクやサービスエース、坂本アンディ世凪(総3)のブロックなどもあり、デュースへと一気に追い上げる。しかし、相手に2連続得点を許してしまい、24ー26でこのセットを落とした。

▲ガッツポーズを見せる坂本
リードを取りたい第3セット、序盤は尾藤のフェイントや舛本のバックアタックで得点を重ね、拮抗した展開が続く。笹本のブロックや神﨑のクイックもあり、16ー14と2点のリードを奪う。その後、相手のサーブミスやタッチネットからチームに流れを引き寄せるように尾藤のスパイクや笹本のブロックが決まる。すると全く相手を寄せ付けることなく9連続得点を奪い25ー14と圧倒的な差をつけ第3セットを収めた。

▲スパイクを打つ神﨑
決め切りたい第4セット、神﨑のスパイクで先制するも相手に5連続得点、4連続得点を続けて許し、6ー13と離されてしまう。相手の突き刺さるようなスパイクや粘り強い守備に苦戦するも秋本のブロックやクイック、坂本のスパイクで即座に返す。終盤に4連続得点を取ったものの、序盤の大差から縮められず、18ー25と第4セットを落とした。

▲声を掛け合う選手たち
なんとしても奪いたいファイナルセット、いきなり2連続失点から幕を開けるが、神﨑のブロック、尾藤のスパイクで追いつく。その後は均衡状態が続くが、相手にリードを許しながらじりじりと15点が近づいてしまう。すると坂本が1枚で相手をブロックし流れを変えると、笹本が強烈なスパイクを叩き込み、この熱戦はデュース決着となる。エース舛本がスパイクを決めマッチポイントとすると、17ー15でついに熱戦に終止符を打った。

▲ガッツポーズを見せる尾藤

▲フルセットを制し抱き合う選手たち
◆試合結果◆
〇中大3(25ー23、24ー26、25ー14、18ー25、17ー15)2駒大●
◆コメント◆
#12 秋本悠月
──今日の試合を振り返って
今日は自分のパフォーマンスは全然試合として上がらない中で勝ち切れたので、チームのみんなに感謝したいです。
──良かった点と反省点
良かったのは最終セット相手がリードしてた中でも、最後にギアを上げて勝ち切れたことで、やっぱ悪かったのは1セット目と 4セット目結構差がついてしまったセット、ああいうセットはやっぱり何も生まないと思うので。そういう抜けた抜けた時間ができちゃったのはやっぱり良くなかったのかなと思います。
──フルセットで勝ち切る、勝負強い印象だが、心境的には
やっぱり嫌です。 でもうちは打ち切れる選手がたくさんいるので、みんなで拾ってつないでそこまでつなげようっていう気持ちでやってると思います。
#13 尾藤大輝
───今日の試合を振り返って
8連勝でここまできていて、全勝優勝に向けての大事な一戦、1週間あきましたし試合の入りにこだわって2週間取り組んできたんですけど、セットごとに自分たちのバレーボールの質が下がってしまったり、熱量であったりプレーの強度が下がってしまったことが課題だったのかなとは思うので、明日だったり来週の最終戦に向けて、そこを見つめ直しに行くいいきっかけになった一戦だったのかなと思います。
───しんどい展開が続いたがどう立て直したか
上級生がスタメンに多いチームなので、4年生3年生が雰囲気を作っていってミドルブロッカーの神﨑であったり、途中から入ってきてくれたセッターの中村であったり、そういった選手が思いっきりプレーしてもらえるようにというのは自分たちが優勢でも劣勢でも雰囲気良く保てるようにというところは声掛けの部分で拘ってやりました。
───サービスエースについての意識
やっぱりサーブのランキングに載っているというところでどうしても狙いに行ってしまうところはあるんですけど、あくまでチームスポーツですし、チームで点数をより多く取る方が勝つというところなので、個人賞は狙いつつも取れたら嬉しいなくらいで戦術的なサーブだったりとか、シンプルに威力の高いサーブを打つといったところはリベロの柊汰さんと話しながら色々打ち分けてやっているというところでは、自信を持って打っています。
───残り試合の意気込み
筑波も早稲田も熱量高くバレーボールができる、それを続けて来れるチームなので、中大がらそこに対して受け身にならないように、自分たちから倒しに行くという気持ちで、前のめりになるじゃないですけど、強気に立ち向かっていけばチーム力としては負けていないと思っているので、今日のセットごとに熱量だったりプレーの強度だったりが下がってしまったという課題を踏まえて、またスタメン含めてチーム全体で全員で共通認識を持って戦っていきたいと思います。
(記事、写真:森本咲羽、鈴木朔太郎)
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