2026年10月20日 東京都・明治神宮野球場
チーム 123 456 789 =RHE
亜 大 000 000 001 =131
中 大 010 000 001✕=282
[中]東恩納、子安、山根、平山颯—新妻
[亜]川尻、渡邉走、比嘉、田崎—前嶋
[本]〈中〉伊藤櫂(9回1点)〈亜〉逢澤(9回1点)
◆スタメン◆
1[右]安田 淳平(商4=聖光学院)
2[二]宮本 楽久(商1=大阪桐蔭)
3[一]髙橋 徹平(文2=関東第一)
4[三]伊藤 櫂人(文4=大阪桐蔭)
5[遊]佐藤 壱聖(経4=東日本国際大昌平)
6[指]前川 竜我(商2=福井商)
7[中]青木 勝吾(文2=中央学院)
8[左]橋本 航河(文3=仙台育英)
9[捕]新妻 恭介(文3=浜松開誠館)
P 東恩納 蒼(商3=沖縄尚学)
ついに迎えたリーグ戦最終節。相手は秋季リーグ戦ここまで無傷の8連勝で優勝を決めた亜大。中大は先週の国学大戦でノーヒットノーランを達成しているプロ注目の亜大先発・川尻から先制点を取る。最終回に逢澤(亜大)の本塁打で追い付かれるもその裏の先頭伊藤櫂がサヨナラ本塁打を放ち、亜大のリーグ戦全勝優勝を阻止した。
中大の先発は東恩納。初回は3人で抑え上々の立ち上がりを見せるが、2回に連続四球で1死一、二塁のピンチを作る。ここで打席にはプロ注目の前嶋(亜大)。しかし、ここはストレートを詰まらせライトフライ。その後の後続も抑え無失点で試合を作る。
亜大の先発は先週の試合でノーヒットノーランを達成したプロ注目の川尻。150㌔を超えるボールが武器の好投手に対し中大打線は2回、先頭の伊藤櫂が高めのストレートを捉えセンターの前へ。秋季リーグ戦初スタメンの前川もしぶとく一二塁間を抜き得点圏にランナーを進める。この場面で橋本がレフト前へ安打を放ち中大が先制点を取る。

▲適時打を放ち喜ぶ橋本
東恩納は3回以降毎回3人でイニングを終わらせる投球を見せ6回まで亜大打線を1安打に抑える。しかし、中大打線も3回以降ランナーは出すもののあと1本が出ず、追加点を奪うことができない。

▲6回被安打1無失点の好投を見せた東恩納
7回からは子安秀弥(経3=東海大相模)が登板。7回と8回をランナーを1人ずつ出したものの無失点で抑え、9回のマウンドにも上がる。先頭の逢澤(亜大)に対して2球で追い込むも、5球目の低めのボールを捉えられ打球はレストスタンドへ。土壇場で試合は振り出しに戻された。
これ以上の失点はしたくない中大だったが、次の打者の打球を佐藤壱が失策、1人倒れた後、マウンドに上がった山根大翔(商2=昌平)が死球とワイルドピッチで1死二、三塁のピンチを作る。ここで清水監督は平山颯士(文4・水戸商)にマウンドを託す。最初の打者田邊(亜大)の打球は高いバウンドでサードの伊藤櫂へ。この打球を伊藤櫂はすかさず本塁へ送球し、間一髪でタッチアウト。勝ち越しを許さない。続く前嶋も空三振に取り、同点のまま9回裏へ。

▲ピンチを抑え喜ぶ平山颯
9回裏、中大の先頭打者は伊藤櫂。初球から積極的にスイングを仕掛ける。「初球のファールの感覚が良くてこの打席打てるなと思った」と3球目の内角に入ってきたストレートを強振。打球はレフトスタンドへ。打った瞬間にわかる本塁打で試合を決定づけ、伊藤櫂は歓喜の輪に加わった。

▲サヨナラ本塁打を放ち喜ぶ伊藤櫂
試合後、伊藤櫂は「今日はいいところで打てた」と喜びを見せ「うまくいかない時が多かった中でも試行錯誤して成長できた4年間だった」と大学野球生活を振り返った。今週木曜日に迫ったドラフト会議に関しては「緊張というよりは、なるようになると思っている」と自然体で待つ。次戦に向け「チームで最後にやれる試合を楽しんでやる」と意気込んだ。

▲ホームランボールと共に写真撮影に応じる伊藤櫂
◆試合結果◆
〇中大2-1亜大●
◆お知らせ◆
次戦は10月21日(水曜日)に明治神宮野球場で行われる対亜大2回戦です。
(記事:紀藤駿太、写真:比留間柚香、佐渡原菜結、寒田理菜、リ・ジソク)
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