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準決勝で青学大に敗れ、3位決定戦へ-東日本バレーボール選手権大会

6月29日 北海きたえーる

スタメン(サーブローテーション順)

15WS 鍬田憲伸(法2)

8MB 平井海成(総3)

11WS 中野竜(総3)

2WS 富田将馬(文4)

4MB 水野将司(法4)

16S 伊藤洸貴(経2)

13Li 土岐大陽(経3)

18Li 柴健太郎(商2)

 

前日の3回戦、準々決勝と順調に駒を進めてきた中大はこの日、今大会で獅子奮迅(ししふんじん)の青学大と対戦した。第1セットを先取された中大は第2セットで巻き返したものの、第3、4セットと相手の勢いに押され、セットカウント1ー3で敗戦を喫した。

▲寄り添う選手たち

第1セット。序盤からシーソーゲームが繰り広げられるも、後半で青学大に連続ポイントを許してしまう。「完全に雰囲気で押してくる」(伊藤)青学大に20ー25と5点差をつけられ、第1セットを落としてしまった。

第2セット。伊藤のサービスエースで1点を先取した中大は、本来のプレーを取り戻す。10ー9の場面、富田・水野のブロックで4連続ポイントを獲得。その後も勢いづいた中大は20ー15の場面、鍬田のサービスエースで21点目を挙げ、6点差をつける。最後は中野の圧巻のスパイクで25点目を奪取し、25ー21で第2セットを制した。

▲両手を大きく広げ喜ぶ土岐

第3セット。序盤から両者譲らぬ激しい攻防戦が繰り広げられる。鍬田・中野の連続得点が決まり、第2セットからの良い雰囲気が続く。しかし21ー19の場面、相手に隙を突かれ3連続ポイントを許してしまい、「相手はキャッチも上手くてそのキャッチを返された中でコンビバレーをしてきて」(伊藤)と苦戦を強いられる。最後は23ー25と惜しくも2点差で第3セットを奪われた。

第4セット。第1、3セット同様、取って取られてのプレーが続く。「ディグだったり繋ぎが上手い」(牧山)青学大に「自分たちはサーブで崩してどうにかして」(伊藤)と攻撃に力を入れるも、「正直ブロックとかでもやりづらい面があった」(伊藤)となかなか得点することができない。牧山祐介(商4)、都築仁(法3)、内山隆司(商1)を途中、試合に投入するも青学大の勢いは止められず、21ー25と4点差をつけられ第4セットを取り逃がした。

▲ピンチサーバーとして出場した牧山主将

「もう結果は決まってしまったので、3位決定戦に行くっていうモチベーションを体もそうですけど心の準備もしっかりして、新しい気持ちで臨めたらと思います」と主将の牧山は語る。

「今日は負けてしまったけど、負けを生かして、次の大会に繋げられるように、まずは明日、一戦気持ちを切り替えて頑張りたいと思います」と中野は明日の試合に全力を注ぐ。

明日は3位決定戦。泣いても笑っても明日の対戦で全てが決まる。春季リーグで倒せなかった明大を相手に、一念発起し打倒を図る。

 

◆試合結果◆

準決勝

●中大1(20ー25、25ー21、23ー25、21ー25)3青学大○

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部