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初の1部残留!ファイナル4に向けて弾みをつけるー第34回関東学生ラクロスリーグ戦 対早大

2022年10月2日 中央大学多摩キャンパスラグビー場

たくさんの応援が駆け付けた中行われたリーグ戦第5戦目。去年1部リーグに昇格した中大は早大相手に11-5と快勝し、初の1部残留を決めた。

▲シュート後に喜ぶ選手たち

「最初の立ち上がりがあまり良くなかった」(武藤七海=商3)と流れをなかなか持ってこられずに苦しんだ第1クォーター(以下Q)。相手に先制点を奪われるも千葉由佳(商4)のシュートで勢いに乗り、続けて松島穂乃加(法4)がフリーシュートを決めて2-1と追い付く。しかし、相手の追加点が2点入り2-3で終了。

続く第2Qでは、開始早々松島のアンダーショットが決まった。勢いに乗ったアタック陣は積極的に攻撃を仕掛けてフリーシュートの機会を得る。武藤は落ち着いてコースを見定め、見事にシュートを決めた。相手チームも1点返し4-4の同点で前半が終了。

▲ボールを運ぶ遠藤育子(商4)

均衡した試合に観客席の応援にも力が入る第3Q。先に1取られるもクリア、ライドともに完璧な形で進め、ゴール前では正確なパス回しで優位な状態をキープ。積極的に仕掛けて武藤、弓狩明花(経3)がともにフリーシュートを決めて6-5と追い返す。

追加点が欲しい第4Q。開始早々相手が攻撃中に落としたグラウンドボールを松島が素早く拾い、ゴール前まで一気に駆け抜けそのままシュートし7点目。スピード溢れる展開に会場の熱はさらに高まった。ここからは完全に中大の流れ。弓狩のフリーシュートが決まり3点差。さらに武藤、松島と好ショットが連発し11-5で快勝した。また第4Q終盤ではゴーリーの野上明日香(商4)の好セーブがチームを救った。「体に当ててショットを止めることができたので、普段の練習の成果を見せられたかなと思います」と笑顔で自身のプレーを振り返った。

▲第4Qで好セーブを連発した野上

残すは青学大戦のみ。得失点差が重要な試合になる。野上は「できれば無失点でファイナル4に進みたいと思います」と意気込みを語った。笑顔で勝ち切る選手たちの姿が見たい。

◆試合結果◆
 ○中大11(2ー3、4ー4、6ー5、11ー5)ー5早大●

◆お知らせ◆
次戦は10月9日(日)に中央大学多摩キャンパスラグビー場で行われる対青学大です。

(記事:松本あゆみ、写真:石坂明日香、松本あゆみ)

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