6月30日 慶應義塾大学日吉グラウンド
春季リーグ戦で専修大学以外の2校に勝ち、3部リーグ2位につけた中大。2日に行われた順位決定戦でも日体大相手に安定感のある試合運びを見せ3ー0で勝利し、専修大との決勝戦まで駒を進めた。昨年2季連続で専修大に入替戦への道を阻まれてきた中大だったが、今季は試合終了5分前に執念のシュート。1ー0で仇敵に勝利を収めた。
▲円陣で気合いを入れるメンバーたち
迎えた運命の入替戦。相手は2部8位の防衛大だ。第1Q、PCのチャンスから渡邊瑛貴(総政3)がシュートを決め先制。渡邊は3部決勝戦でも得点し、春季リーグ6試合で6得点の大活躍。エースが中大に流れを引き寄せた。第2Qは防衛大が二度のPCを獲得するも、必死のディフェンスでゴールを守りきる。第3Qの後半、及川大成(法2)が反則で一時退場に。第4Qの序盤まで人数が相手より一人少ない状況となるが、防衛大の猛攻に屈せず白熱した試合を展開する。そして見事先制点を守りきり、1ー0のまま試合終了。5季ぶりに2部に返り咲いた。
▲2部昇格決定の瞬間、歓喜の輪ができた
ずっと目標にしていた2部昇格を目前に、緊張もあったと話した山瀬智大主将(総政3)。練習内容からチームの雰囲気づくりまで改革を進めてきた山瀬主将にとって、「今までやってきたことは間違えていなかったというのが結果として出た」と大きな一勝となった。
チームスローガン『奪還』を達成した今季。次の目標は秋季リーグで1部2部入替戦に出場することだ。大きな壁を乗り越えた中大ホッケー部の、秋の快進撃が今から楽しみだ。
▲試合終了後、応援に駆けつけたチアリーディング部の皆さんとの1枚
◆試合結果◆
○中大1ー0防衛大●
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部