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男子サーブル、エペ団体3位!女子サーブルでは雨田が個人3位!―関東学生フェンシング選手権大会

2021年10月20~22日 駒沢屋内球技場

20日 女子エペ、男子サーブル団体戦
21日 男子エペ、女子サーブル個人戦
22日 男子エペ、女子サーブル団体戦

 

前週に引き続いて行われた関東インカレ。男子サーブルの団体チームが準決勝で法大に惜敗するも3位決定戦で慶大に勝利し、3位に入った。男子エペの団体も初戦で法大を破り3位の好成績を残した。また、女子サーブルは雨田由香(法4)がシードで登場して勝ち進み3位となった。


▲試合前に円陣を組んで指揮を上げる男子サーブルチーム

20日の女子エペ団体戦は専門の市ヶ谷真奈実(商4)、陸川麻琴(商1)にフルーレ陣を加えたメンバーで挑んだ。初戦の立大戦は大差で勝利。次戦へ駒を進めたが、明大に敗れて12位となった。


▲小久保は弟の真旺(法大)と対戦。「楽しかったです」(小久保)

男子サーブルはリーダーの野村涼(総4)がメンバーを外れ、先日の個人戦で中大では最上位の成績を残した小久保遥斗(商3)を中心としたメンバーで挑んだ。先陣を切るのは加藤響(法2)。中大にとっての初戦の立大戦では5-0でリードを奪って後続へ繋げ流れを作る。その後もリードを守り切って45-29で勝利を収める。


▲力武(右)のポイント。来年、再来年も期待の選手

準決勝、法大戦では序盤にリードを許すも力武優斗(文2)が逆転し一時は中大優位で試合が進んだ。しかし、小久保が「尊敬している」という弟の小久保真旺(法大)に逆転されると、「流れが渡ってしまった」(力武)とペースを持ってかれてしまう。ラストで回ってきた加藤響も「取り切るしかない」と集中力を見せ健闘したが、及ばず42-45で敗戦した。3位決定戦の慶大戦は45-39で勝利し、3位という好成績で大会を終えた。

「キャプテン不在の中でもやり切ることができた」(小久保)とチーム内でも納得のいくパフォーマンスを発揮したサーブルチーム。インカレでは雪辱を果たしてほしい。

21日、女子サーブルの個人戦には雨田由香(法4)、鈴木花野(商1)が出場。鈴木花は予選を勝ち抜き決勝トーナメントへ進出。3回戦ではシードの雨田と対戦した。この試合には雨田が勝利し、鈴木花はベスト16で敗退となった。


▲準々決勝に勝利しハイタッチする雨田と小久保

雨田は準々決勝では先攻をされ、焦りも見せたが、「ベンチの後輩(小久保)にアドバイスもらいながら冷静になって戦えました」と逆転して準決勝へ進む。準決勝も取って取られての展開が続いたが、あと一歩及ばず14-15で敗戦。3位決定戦に勝って3位となった。雨田は試合後には「我慢して相手のフォームを崩すところが課題だと思います」とコメント。雨田のインカレでの活躍に期待したい。

男子エペ個人戦は6選手が出場。全員が予選プール戦を突破したが、最高順位が田尻航大(法4)の15位という厳しい結果に終わった。野島玲央(商3)や武井琉晟(法2)、木内博哉(文2)など、実力をつけた選手はいたが、田尻は「みんな満足はいっていないと思う」とコメント。田尻自身の試合については「練習不足が響いた」と厳しく評価。インカレでは実力を発揮して上位進出を果たしてほしい。


▲試合前にエンジンを組む女子サーブル団体

22日、女子サーブル団体戦は初戦、日体大に12点差で勝利するが、続く準決勝では37-45で日大との戦いに破れた。また3位決定戦では、東女体大に惜敗し4位という結果に終わった。

男子エペ団体戦は順調に勝ち進み、見事3位という結果を残した。初戦の法大戦では危なげなく勝利を収めるが、準決勝で専大に敗退。3位決定戦では45-29の大差で日大をくだし男子サーブル団体と同じく好成績をあげた。

 

(記事、写真:尾又賢司、森美結)