2021年7月7日 秩父宮記念体育館
2021年度中大バスケ部初の大会となったスプリングトーナメント。初戦の横浜国大に勝利し迎えた4回戦の相手はおととし、2部リーグでしのぎを削りあった駒大。第1クォーター(Q)から26ー7と大差をつけ、その後も相手を寄せ付けなかった。86ー49と快勝し、5回戦へと駒を進めた。
スターター
#47吉田崇絋(法3)、#21渡部琉(商3)、#15町井丈太主将(法4)、#35清水宏記(総4)、#6菊池允(商4)
第1Q、いきなりエース#21渡部の3点シュートが決まり、その後も#6菊池がこのQだけで10得点を決めるなど着実に得点を重ねていく。一方で守備陣も、町井主将がチーム全体で良かった点として「最初にディフェンスで圧をかけられたこと」と挙げるように、終了間際の#2内尾聡理(商2)のブロックショットをはじめ随所で良いプレーが見られ、攻守で相手を翻弄。このQだけで19点差をつけ、序盤で試合の主導権を握る。
第2Qでも#21渡部が序盤に2回のフリースローをすべて決めるなど着実に点差を広げていく。しかし、終盤に自陣でターンオーバーを2回許し失点するなどミスが目立ち、徐々に点差を縮められ、46ー29で前半を折り返す。
▲フリースローの決定率が光った#21渡部
迎えた第3Q、序盤から#47吉田の長身を生かしたブロックショットなど鉄壁の守備を披露する。さらに、このQでは相手のディフェンスファールが目立ち、攻撃陣はフリースローのチャンスを確実にものにしていく。結果、このQ単体では23ー4とさらに点差を広げる形になり、大量36点差で最終Qへ。
▲得意のペネトレイトでチームを勢いづけた#3 北村孝太(文3)
最終Qでは#10田中裕也(商3)、#60萌苗勇人(商2)、#3北村の3人が3点シュートを決める。中盤にディフェンスファールが目立ちフリースローなどで追い上げを受けるも序盤の大量リードが功を奏し、終わってみれば86ー49の大量点差でこの試合をものにした。
▲最終盤でも作戦を確認する選手たち
次戦は同じ1部リーグの強豪拓大。「拓大はオフェンス力があって強いので、自分たちのディフェンスで流れを持っていきたい」と町井主将は語った。中大は元来ディフェンスから流れを持っていく守りのチームである。中大らしいバスケで次戦も勝利をつかみとってほしい。
◆試合結果◆
○中大86(26ー7、20ー22、23ー4、17ー16)49駒大●
◆お知らせ◆
次戦の予定は以下の通りです。
【対戦カード】
第70回関東大学バスケットボール選手権大会5回戦 対拓大
【試合開始時刻】
7月8日(木)12:30〜
【開催場所】
越谷市立総合体育館
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部