応援団を背にコールド勝ち！関東王座進出を決定づける！ー東都大学準硬式野球秋季リーグ戦対日大２回戦

2021年10月12日　スリーボンドベースボールパーク上柚木　

「全日本には負けてしまったが、このリーグ戦は絶対優勝する（足立裕紀）」。

新たな決意を胸に、中大準硬式野球部が再始動だ！本日はチアリーディング部が応援に駆け付けた。力強い味方を背に、リーグ優勝・関東王座進出のために勝ち点３位の日大を下したいところ。

しかし先発の近野佑樹（法３）は初回からギアが上がらない。いきなり先頭打者に四球を与えると、二死二塁とし、相手の４番打者にど真ん中のストレートを捉えられ、打球はセンターの頭上を越し適時二塁打となり先制を許す。

▲なんと全日本大会後にダブルエースの一人石井竜弥（商２）の疲労骨折が判明。近野にかかる期待は大きい

しかしこの悪い流れを止めたのが今日も４番に座った頼れる四年生足立だ。１点ビハインドで迎えた２回、無死走者なしの場面でインコースのストレートを上手く捌きライトへの特大本塁打を放つ。さらにこの回、藤森晃希（経３）の二点適時三塁打、相手のパスボールなどで逆転に成功する。

▲堅実な守備としぶとい打撃が持ち味の藤森

中大の勢いは止まらない。３回には足立の適時打、５回には伴野匠（経３）、初スタメンを果たした高垣昴平（商１）の適時打、６回には功刀史也（文１）の適時打などで４イニングで９得点の猛攻を見せる。初回失点した近野もその後は持ち前のコントロールを活かしたストライク先行のピッチングが冴え、６回２失点でクオリティ•スタートを達成し先発としての役割を果たした。最終回は林部庄吾（商４）がきっちりしめ、リーグ戦規定によりコールド勝ち。これにより残り１試合の日大に勝ち点３、残り３試合の帝京大に勝ち点６、さらに本日の大量得点により得失点差も両チームから20点差以上を付けることになり、リーグ戦２位以上のチームが出場可能な関東王座進出が確定的となった。