• Twitter
  • facebook
  • instagram

《往路展望》「区間賞宣言」吉居・三浦 15年ぶり戴冠なるかー第98回箱根駅伝往路

2022年1月2日 東京箱根間往復大学駅伝競走 往路

1区 吉居大和(法2)
2区 手島駿(商4)
3区 三浦拓朗(商4)
4区 中野翔太(法2)
5区 阿部陽樹(文1)

いよいよ8時に箱根駅伝往路の号砲を迎える。
前回大会、往路は歯車がかみ合わず19位。しかし復路では3位で襷を繋ぎ、総合12位で終えた。そして今季。「総合5位」を目標に据え、チームは始動。6月には9年ぶりに全日本大学駅伝への切符をつかみ、11月の本戦ではシード権を獲得。着実にチーム力を向上させてきた。いよいよ、真紅の襷が箱根の街道を駆け抜ける。


1区にはエース吉居がエントリー。吉居は前回大会を終え、アメリカで3カ月ほど武者修行。12月には10000mの自己ベストを更新するなど、今季も好調を見せる。今大会ではかねてから希望していた1区で出走する。

2区は手島。前回大会、今季の全日本大学駅伝と持ち味の「粘り」で好走を見せたが、大学をもって競技生活にピリオド。花道を飾れるか。

3区はメンバー変更で三浦が出走。全日本大学駅伝 では区間3位の走りでチーム10年ぶりのシード権を手繰り寄せた。今季は5000mで13分41秒を叩き出すなど箱根へ向け準備万端。大学駅伝の集大成を見せつけたい。

4区は中野がエントリー。今季、5000mで13分45秒をマークするなど吉居に引けを取らないエース格に成長した中野翔。前回はけがで出走できなかったが、持ち味の安定感と爆発力で細かなアップダウンを攻略する。

5区はルーキーの阿部。予選会では全大学の1年生でトップのタイムを見せるなど、今季の注目株。MARCH対抗戦では10000mで28分台もマークした。どんな山登りをみせるか。

中大の区間賞は83回大会3区の上野裕一郎氏が最後。目標に区間賞を掲げる吉居と三浦。15年ぶりの戴冠はなるか。

元日にはOBの中山顕(現Honda)、舟津彰馬(現九電工)がニューイヤー駅伝で区間賞を獲得。藤原正和駅伝監督や浦田春生渉外担当、そして9月に亡くなった碓井哲雄さんともゆかり深いHondaが初優勝を遂げた。白地に赤の「C」は続くことができるか。集大成の箱根駅伝はまもなく号砲を迎える。

(記事:杉浦瑛俊)

中スポではTwitterやInstagramで速報いたします。ぜひフォローを!
Twitter(@chudaisports
Instagram(@chuspo_report