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後半に崩れ、惜しくも敗戦ー関東学生大学アメリカンフットボール2次リーグ第1節対明大戦

2022年10月30日 アミノバイタルフィールド

2次リーグの大事な初戦は明大。昨年の3位決定戦で勝利している相手だけに、勝って勢いをつけたい中大ラクーンズであったが、第3Q、第4Qで大量失点を許し敗戦。二次リーグは黒星スタートとなった。

第1Q、先制は中大、Kick・RB山北爽一朗(商4・箕面自由学園)のキックが成功し3点を追加。第2Qの終盤では、RB三澤大地(商4・佼成学園)が、明大の堅い守備陣を抜け出す。ランプレイでTDを奪い、10-7と3点リードで折り返した。しかし、QB西澤慧介(商4=中央大学附属)は「序盤のチャンスをものにできなかったことが大きいと感じています」と、前半多くのチャンスを逃し、試合を優位に進められなかったことが後半に響いてしまった。

果敢なディフェンスを見せるKick・RB山北

第3Qからは、明大オフェンス陣が中大に襲いかかる。残り6分台でインターセプトを決められると、その後森川(明大)のTDで逆転。第4Qにも再び森川にTDを奪われるなど、厳しい展開が続いた。なんとか逆転したい中大であったが、「自分たちのミスが多かったと思います。点を取れるところで取れなかったり、止めれる所で止めれなかったり、準備不足でした」(RB三澤)と振り返るように、第3、第4Qでは0-26と完敗。悔しさともどかしさが残る試合となった。

明大に敗戦し、2次リーグの初戦を落とした中大ラクーンズ。しかし、前を向く。「 勢いあるブリッツで法政オフェンスを撹乱させます」山北の力強いコメントからは法大戦での勝利を予感せずにはいられない。次戦に向けて、期待が高まる。

試合終了後、観客席へ挨拶をする選手たち。悔しい表情を見せる

 

◆試合結果◆

〇中央大学RACCOONS 10ー33●明治大学GRIFFINS

3  1Q  7

  2Q  10

0  Q  10

0      Q  10

◆選手からのコメント◆

QB・西澤慧介(商4=中央大学附属)

QBとしてチームを支える西澤

 

①試合を振り返って

自分が準備してきたことができず、終始モヤモヤした時間が続く試合でした。序盤のチャンスをものにできなかったことが大きいと感じています

②明大の印象

明治大学はスタートのメンバーに上級生が多いので勢いのあるチームだと思います

③法大戦の意気込み・アピールポイント

法政に勝つためにこの2週間綿密に準備したチームに注目してください

RB三澤大地(商4・佼成学園)

TDを決める三澤、法大戦でも活躍が期待される

 

①試合を振り返って

自分達のミスが多かったと思います。点を取れるところで取れなかったり、止めれる所で止めれなかったり、準備不足でした

②明大の印象

Griffinsはチームワークというより個々の力があるチームだと思います。高校の時から活躍してる選手が多い印象です

③法大戦の意気込み、アピールポイント

タックルされても一発で倒れずに前に進む所に注目してください

Kick・RB山北爽一朗(商4・箕面自由学園)

▲先制点となるフィールドゴールを成功させた山北

①試合を振り返って

早稲田戦で上手くいったことが何一つできず、後半は相手のペースでした。相手のペースを自分達に戻す力がまだまだ足りないと感じました

②明大の印象

スキルポジションに能力の高い選手が多いチーム

③法大戦の意気込み・アピールポイント

勢いあるブリッツで法政オフェンスを撹乱させます

 

(記事:竹内賢心、写真:竹内賢心、提供・Photo by Ken Matsubayashi)

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