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因縁の相手、強豪早大との戦いを制しベスト4進出!―関東地区大学準硬式野球選手権大会 対早大

2021年3月22日 八王子市民球場

雨が降りしきる中行われた準々決勝。対戦相手は、昨年の全日本選手権の代替大会準決勝で敗北した早大。中盤にピンチの場面を迎えるも終始リードを保ち、8回コールドで快勝し準決勝進出を決めた。

中大の先発は東海大との試合で好投し、調子の良さを見せている絶対的エース近野佑樹(法3)。1、2回と安定したピッチングで、これまでの2試合をコールド試合で勝ち進んできた早大を0点に抑える。

▲先発を任せれたエース近野

中大の攻撃は3回、2死一塁から2番中森至(経2)が左安を放ち一・二塁とする。このチャンスの場面で打席が回ってきたのは、怪我が完治し久々の実践となった3番佐藤龍之介(商3)。カウント2-0と追い込まれながらも、「打球を出す、ただそれだけ」と語った通り、左前適時打を放ち先制点をもぎ取った。その後、相手のエラーが絡み1点を追加し2死満塁とすると、6番友田真志(商4)が走者一掃の中越え適時二塁打を放ち、さらに3点追加。冬の練習で、「本当に振り込むこと、バットを持ったら全力で振ることを意識した」ことが実を結んだ。

▲3回、左安適時打を放った佐藤

3回、満塁の場で2塁適時打を放った友田

5点の猛攻後、裏の守備を三者凡退で抑え良い流れをつくり、4・5回も0点で抑える。しかし中大は6回の攻撃、ノーアウト三塁の場面でスクイズ失敗。その後はランナーを出せず無得点に終わり、流れを悪くする。その裏、二本の本塁打などで3点を失う。それでも、雨の影響を受けエラーが重なった早大から7回に2点、8回に4点を追加。8回にも本塁打を打たれ得点されるが、「こういう日も想定して雨の日もあえて外で練習した」(池田監督)ことで中大の守備が乱れることはなく、8回コールドでベスト4を決めた。

3年連続準決勝敗退に終わっている中大。次戦の相手は昨年、東都リーグ1部で戦った国士大。全国大会出場に向け、負けられない戦いとなる。一戦必勝でものにしてほしい。中大の活躍に注目だ。

 

◆試合結果◆

チーム 123 456 789=計

中 大 005 000 24×=11

早 大 000 003 01×=4

◆お知らせ◆

関東地区大学準硬式野球選手権大会の次戦は3月24日、横須賀スタジアムにて対国士大戦となります。試合開始は13時を予定されています。

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部