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「ベスト8」の“壁”越えられずー第14回全日本大学選抜相撲金沢大会

2024年7月15日 石川県金沢市・卯辰山公園相撲場

中大相撲部は、石川県金沢市で行われた第14回全日本大学選抜相撲金沢大会に出場。
団体戦でベスト8と健闘した一方、“壁”を越えることはできなかった。

団体戦・予選メンバー

先鋒 竹田連汰朗(法1)
二陣 吉野一颯(商3)
中堅 宮崎悠陽(商1)
副将 西本渉真(文2)
大将 兼田尚柔(法1)

1年生が3人と、フレッシュな布陣で挑んだ。

団体予選は1勝6点の結果となる。駒大と同点となったため、同点決勝が行われた。

・同点決勝(対駒大)
同点決勝のみ、3点先取となる。
竹田が突き落としで先取するも、吉野が押し出しで敗戦。宮崎が下手投げで勝利し、2ー1となる。
ここで西本に変わり、経験豊富な市川太陽(法3)を投入。
「自分が負けたら、(大将の)1年生に任せることになってしまうので勝てて良かった。安心しました」と叩き込みで勝利し笑顔を見せた。
団体決勝に勝利したことで、決勝トーナメント準々決勝戦への進出が決定した。


▲叩き込みで勝利した市川

 

・決勝トーナメント準々決勝戦(対日体大)
予選を8位で通過した中大は、予選1位通過の日体大と対戦。
中大相撲部を上回る体型・経験に歯が立たない。土俵際で粘れず、4連敗を喫してしまう。
4ー0で迎えた大将戦。「胸を借りる感じで挑んだ」と兼田が寄り切りで勝利し、全敗は免れた。
5月の宇佐大会でも対戦し敗戦した相手だったが、リベンジを果たすことはできなかった。


▲兼田の勝利で一勝を得た

・個人戦結果一覧

初戦敗退 西本渉真(文2)久保勇斗(文2)
2回戦敗退 市川太陽(法3)吉野一颯(商3)兼田尚柔(法1)宮崎悠陽(商1)竹田連汰朗(法1)

◆コメント◆
田中康弘監督
チームの良いところと課題点
みんなしっかり相撲をとったところが良いところで、課題は全体的な馬力不足だね。立ち合いで対抗できるような。

ベスト8の壁を乗り越えるには
馬力をつけることが1番大事。

今後期待することは
みんながポイントゲッターというか、(チーム内で)そんなに差がないから。その時その時、要所要所で勝つチームワークを活かして頑張りたいなと。

 

団体の同点決勝で勝利した時に印象的だったのが、チーム全体が学年分け隔てなく盛り上がっていたところだ。
選手に中大相撲部の良いところを尋ねると、決まって「チームワーク・団結力はどの大学よりも強い」と口を揃える。
持ち前のチームワークを活かし、目指すはインカレ団体優勝。攻める相撲道で突き進む。

◆お知らせ◆
次戦は7月28日(日曜日)に靖国神社相撲場で行われる東日本学生相撲個人体重別選手権大会です。

(記事:小林想 写真:松岡明希)

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