2024年９月23日 東大和スケートセンター
開幕から３連勝と勢いに乗る中大。序盤から日体大を寄せ付けず、終盤の連続得点で突き放し、９ー１で快勝。開幕４連勝を飾った。
＜第１ピリオド＞
第１ピリオド開始早々、種市悠人（総４）と角丸陸斗（国経３）のアシストから、堤虎太朗（総４）のゴールで先制に成功する。両者の攻防が続いた中盤の11分、木村祐翔（商３）のアシストから横須賀大夢（総３）が追加点を決め、リードを広げる。終盤18分に相手に1点を返されたものの、リードを保ったまま第1ピリオドを終えた中大。順調な滑り出しをみせた。
＜第2ピリオド＞
第２ピリオドも中大は攻撃の手を緩めない。まず、日体大のディフェンスが弾いた荒木零士（総３）から棚橋映斗（経１）へのパスを下坪久晃（商３）が押し込んで得点。次に、棚橋がフェイスオフ直後にシュートを放ち、ゴールの角にパックを突き刺した。続いて、荒木、高橋日向多（商１）からアシストを受けた辻崇太郎（経２）がシュートを決める。さらに、ゴールの横に位置していた堤からパスを受け、種市が素早くシュートを放ち得点した。中大は第３ピリオドで４点を奪い、日体大を大きく引き離した。
▲第２ピリオドの流れをつくった下坪
＜第3ピリオド＞
中大の勢いは止まらなかった。第４ピリオド開始55秒、小岩獅竜（商１）のアシストで夏野晃輔（商４）が得点する。その１分後、木村が日体大のディフェンスを切り裂くようにしてゴールに迫り得点。木村は力強くガッツポーズし、全身で喜びを表現した。その後、横須賀が駄目押しのシュートを決め、中大は９－１で見事勝利した。
▲シュートを狙う木村
ファーストリーグ４戦目まで順調に勝利を重ねている中大。鍵となる対東洋大戦、対明大戦でも本領を発揮できるのか目が離せない。
◆試合結果◆
〇中大９（２－１、４－０、３－０）１日体大●
◆コメント◆
横須賀選手
ー試合を振り返って良かった点
立ち上がりチーム的には少し乱れていたんですけど、点数的に見てみると結構点数が入っているのでその点は良かったかなと思います。
ー改善点が出てきたか
立ち上がりがやっぱりいつも課題になっていて、そこがまだ改善されてないので、今後直していければなと思います。
ー個人としてよかった点
２点取れたことは良かったんですけど、やっぱりチャンスはもっとあって、決められるところがあったので、今後(対戦相手が)強いチームだとチャンスも減ってくるので、ちゃんと決定力をあげていければなと思います。
ー次戦への意気込み
先ほど言った通り、今後相手が強いチームになってくるので、ロースコアで、もっと点を取っていければ良いなと思います。
荒木選手
ー試合を振り返って良かった点
個人としては結構コーナー際でパックをキープできたりして良かったのと、チームとしては雰囲気がよく、試合に出てない人たちも雰囲気が良かったので、出てる人も頑張れたのかなと思います。
ー改善点はでてきたか
試合が始まる前、無失点でいこうという作戦だったんですけど、第１ピリオドの終盤に失点したことが改善点ですね。
ー３アシストした自身のプレーに点数をつけるとしたら
得点力をもっと極めて、得点はしたかったんですけど、他の人たちが決めてくれて、アシストにまわれたのも他の人たちのおかげなので、個人的には50点ぐらいです。
ー次戦への意気込み
来月の試合からは強豪の、東洋明治との試合なので、そこでも立ち上がりが大事だと思うので、失点をしないようにして、中で中でプレーしていきたいなって思ってます。
八戸了監督
ー試合を振り返って良かった点
良かった点は、終始うちのペースでゲームができたところは良かったかなという風には思ってます。
ー日体大に対して対策していたことや意識していたことは
日体大に対してというよりかは、ここに2、3回の練習でちょっと内容的に良くないところがあったので、そこが出ないようにっていうところは、試合前のミーティングでも伝えました。
ー良くなかった点というのは
相手のゾーンの奥深くまでパック持っていけるのに行かずに、ニュートラルゾーン（真ん中のゾーン）とかで簡単に開いてパックを渡してしまうような プレーだとか、バックチェック（自陣へ攻められている際に、後ろから追いかけている選手のこと）見てて、しっかり自分のゾーンまで戻るプレーとかが徹底できてなかったんで、そこはちょっと練習でもやってきました。
ー今回、特定の選手ではなくて、たくさんの選手が点を決められていたことに関して
あるセットに固まってっていうよりかは、３セットね満点なく点数取れてたかなと思うので、 そこはすごくいい収穫だったかなとは思います。
ー次戦への意気込み
次（対東洋大戦）と、その次（対明大戦）を１次リーグのポイント、目標としてやってきているので、そこに向けてコンディションを上げていくだけですね。
◆お知らせ◆
次戦は10月6日（日曜日）に東大和スケートセンターで行われる対東洋大戦です。
（記事、写真：福田菜緒、野村真）
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