• Twitter
  • facebook
  • instagram

2度のデュースを制し、2試合ぶりの白星─秋季関東大学バレーボールリーグ戦対明大

2024年9月28日 順天堂大学さくらキャンパス第3体育館

スタメン(サーブローテーション順)
1 OH 柿崎晃 (商4)
2 MB 澤田晶(総4)
27 OH 尾藤大輝 (経1)
18 OH 舛本颯真 (総2)
4 MB 山根大幸 (商4)
5 S 村上連 (経4)
20 L 土井柊汰 (文2)
12 L 山田凛玖 (商3)

秋季リーグ2連敗と悔しさが残る結果となった日大戦から1週間。「一段階ギアをあげてきた」(柿崎)と意気込んで臨んだ明大戦。第1セット、第3セットともにデュースまでもつれ込む熱戦となるも、最後は中大が取り切り2試合ぶりの勝利を収めた。

第1セットは公式戦で初めてのスタメン出場を果たした尾藤が開始早々サービスエースで勢いをつけた。拮抗(きっこう)した試合運びとなる中、24―21で先にマッチポイントを掴むも、3連続失点でデュースにもつれ込む苦しい展開になった。先にマッチポイントを握った中大はエース舛本の強烈なスパイクが決まり、28―26で第1セットをものにした。

▲スパイクを決め笑顔を見せる尾藤

 

続く第2セット、1度は相手にリードを許しタイムを取るも、タイム明けの舛本の連続得点で息を吹き返し、わずかではあるが、中大優勢の状況を取り戻した。しかし、第1セットと同様に互いに一歩も譲らず点差がなかなか広げられない状況の中、舛本、尾藤のアウトサイドヒッターの活躍を中心に着実に点を重ね、第2セットを取り切った。

▲スパイク打つ柿崎

 

第3セットも一進一退の攻防でなかなか抜け出せない中、明大の粘り強さに押されて3連続得点され、リードを許す。差が縮まらないまま21-24で相手のマッチポイント。ここで戦況を変えたのはエース舛本。相手にマッチポイントを握られた状況で、舛本が強烈なスパイクを決めると、続いて山根のフェイント、そしてブロックでデュースに持ち込む。最後は山根のブロックが決まり、27-25で激戦を制した。

▲勝利を決め喜ぶ選手たち

終わってみればストレート勝利ではあるが、第1セット、第3セットともにデュースまでもつれ込む激戦であった。先週の2敗を糧に「チームとしても成長した」と振り返った柿崎。今後のリーグ戦、敗戦を経て成長した中大バレー部に期待がかかる。

 

◆試合結果◆

○中大3(28-26、25-17、27-25) 0明大●

◆コメント◆
柿崎

ー今日の試合を振り返って

先週の2敗からチームで練習の質だったりとか雰囲気ってところで、一段階スイッチとかギアを上げてきたんで、それが今日のスタートからできてたっていうのはチームとしても成長したと思います。

ー今後の試合に向けて

今年目標を4冠っていう風に目標を設定してやってきたんですけど、ここから厳しい戦いになってくると思うんですけど、まずは結果っていうよりは、まずは一戦一戦チーム全員で戦って行きたいと思います。

尾藤

ー今日の試合を振り返って

接戦の展開が続くゲーム内容だったんですけど、この1週間、先週2敗してから、チームとして集中力高めて自分たちのバレーを展開するっていうことを意識してやってきたのが、接戦の中でもずっと続けて自分たちのバレーボールを展開できたので、すごく良かったと思います。

ー初めてのスタメン出場について

自分はやっぱり攻撃面が強みだと思ってるんで、今日のような試合でサーブで攻めに入っていたのと、やっぱりバックアタックっていうところで攻撃の面で活躍できたのは自分としても嬉しい試合でした。

ー明日の試合の意気込み

明日は筑波大学さんとの試合なんですけど、明治大学さんと同じようにすごい繋ぎのいいチームだと思うので、攻撃でしっかり気持ちで負けないようにというか、拾われてもずっと打ち込み続ける強い気持ちを持って勝ち抜きたいと思います。

 

◆お知らせ◆
次戦は9月29日(日)に順天堂大学さくらキャンパス第3体育館で行われる対筑波大戦です。

(記事:塚越香都、写真:大澤晶、塚越香都)

公式X(@chudaisports
Instagram(@chuspo_report